「read」や「eat」という動詞は、その行為の特性上、対象がどういったものであるのかがある程度推測できる。 「read」であれば読む物、「eat」であれば食べる物が、行為の対象になる。 行為自体が対象の属性をある程度限定させ、普通はその属性内のどれかが対象になる。 故に目的語をとらなくても「I read.」で読書をするという意味になり、「I eat.」で食事をするという意味になる。 こういった動詞を私は対象内包型の動詞と呼んでいます。 日本語では「読む」から「読書をする」に、「食べる」から「食事をする」に言葉が変わるのに対し、英語の場合は「read」や「eat」のまま目的語のあるなしで変わる…