はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と五 「ファーヴォ!」 「fervor(ファーヴォ) !」 えっ。 「craze(クレイズ) !、と、言ってもいいかもしれない」 「フィーヴァー(fever )?、クレイジー(crazy )?」 「いいや。fervor、craze 」 ダメだ。違いがわからない。 「ま、同じようなものだけどな」 ほっ。 「ジックリと腰を据えて、時間をかけて、クールに、見つめ、考えて、辿り着いたモノではなくて、あくまでも一時的な熱狂」 一時的な熱狂? 「そもそも、fervorの元々の意味は『沸騰する』らしいから」 ほ~、なるほど。 まさに、沸騰するが如くの一時的な熱狂、か。 …