今回、訪問させていただいたのは、横浜市を拠点とする建築音響会社mu:sta(ムスタ)のモデルルーム。イマーシブ対応のコントロールルームとオーディオルームとしても利用可能なレコーディングルーム、そして主にクラシック系の楽器演奏を目的としたピアノルームの3部屋を構えている。ここを訪れた人は、これらの部屋で遮音性能や響きなどを体感してイメージを膨らませることができ、mu:staのコンセプトや特長も把握できるわけだ。では、mu:staが目指す音響空間とはどのようなものなのだろうか。代表取締役の岩元公生氏に加え、機材コーディネートを手掛けたPleasureCreationの谷正太氏、ワイヤリングやイマー…