Intel社がPentium PROの失敗後送り出したCPU。
Pentium PROの失敗の原因として2次キャッシュをCPUパッケージ内に搭載したことによる歩留まりの悪さとコストの上昇があった。
そのためPentium IIでは2次キャッシュを外付けにした。また、16bitコードの実行速度を改善した。さらにMMX機能を搭載。その結果巨大なCPUになってしまいマザーボードとの接続にはソケットではなくSlot 1と呼ばれるスロットを使う方式に変更された。
また、Slot 1への移行はIntel社の販売戦略が絡んでいたとも言われている。
結局後継のPentium IIIでは途中からソケットタイプに戻り、最新のPentium 4もソケットタイプである。