基本無料プレイで持続運営タイプのゲーム「Limbus Company」(Project Moon、2023年)というのがある。過去にロボトミを開発していた韓国のデベロッパーによる作品だ。リンバスのほうは主に初期にプレイしていた。なので最近はもしかしたら様子も違うのかも知れないが、ソシャゲモデルに準じた作品としては異例なことに、このゲームは味方陣営のプレイアブルキャラが初期の12人の囚人で固定だった。手に入るキャラをばかすか増やすことが華の時代であれば「たった」12人、と言いたくなりそうだ。だが、この12人にはそれぞれ人格という概念装置がある。人格ごとに当然専用イラストがありそれぞれのストーリー…