RSEは、小田急20000形の愛称で、Resort Super Expressの略称。
JR直通特急「あさぎり」向けに製造された。7両編成で2階建て車両が2両組み込まれている。2階席は小田急線内は「スーパーシート」、JR線内は「グリーン車」扱い、1階席は普通車指定席とセミコンパートメントとなっていた。
2012年3月16日まで「あさぎり」1・5・4・8号を担当(JR371系が検査などで運用に出れないときは3・7・2・6号も担当)、また一部の「はこね」号に充当されることもあったが、車内がバリアフリーに抵触する構造でもあり、同様の理由で小田急10000形(HiSE)とともに退役。翌17日からは小田急60000形(MSE)が後を受け継いだ。
2013年11月11日、1編成を富士急行に有償譲渡する予定で、3両編成に改造して、2014年夏より「フジサン特急」の後継車両として使用する計画となっている。