1968年にリリース。 大学時代、ポール・ウェラーの影響でスモール・フェイセズばかり聴いていた時期があった。モッズを経由したファッションセンスとヤンキー的なマインドは、当時の自分の感受性の高まりと重なり合っていた。特にこの作品はガツンときた。 アルバムはA面「Ogdens' Nut Gone Flake 」B面「Happiness Stan」の2つに分かれている。永らくコンセプトアルバムの傑作とされていたが、曲単位で聴くことが多い今の時代、B面のコックニー調のセリフとか面倒だ。また、引き合いに出すのもあれだが、ビートルズのアビーロードのBサイドと比べると、計算された盛り上がりもなく、言葉がわか…