日立製作所が開発し、現在は主にルネサステクノロジで生産されている純国産の32ビットマイクロコンピュータ。
用途により、組み込み用のSH-1,SH-2からメディア処理向けのSH-3〜SH-5まであり、DSP機能付きなどのバリエーションがある。
(ただし、SH-5はまだ量産されていない)
- SH-1 :最初にリリースされたもので、主に組み込み用
- SH-2 :SH-1の乗算機を改良したもので、主に組み込み用だが、セガサターンに使われた
- SH2-DSP :SH-2にDSP機能を追加したもの
- SH-2E :SH-2に単精度の浮動小数点演算ユニットを追加したもので、主に自動車向け
- SH-2A :SH-2をスーパースカラにした新世代CPU
- SH-3 :MMUをサポート、WindowsCEが動作
- SH3-DSP :SH-3にDSP機能を追加したもの
- SH-4 :画像処理エンジンと、倍精度浮動小数点ユニットを追加、ドリームキャストに採用された
- SH-4A :600MHz動作を実現した新生代CPU
- SH-5 :メディア処理向け命令を大幅に追加したが、製品化されていない