RP2040をMicroPython化する際に使用する.uf2ファイルは、単なるMicroPythonの実行可能バイナリを格納したものではなく、RP2040のブートローダーと連携して書き込みを行うための特殊なフォーマットです。RP2040内部で行われる処理を詳細に解説します。 1. BOOTSELモードへの移行: RP2040をMicroPython化する最初のステップは、RP2040をBOOTSELモードにすることです。これは通常、以下のいずれかの方法で行います。 専用ボタン: RP2040ボードにBOOTSELボタンが搭載されている場合、そのボタンを押しながらUSBケーブルでPC(この場合…