仮想機械のGUI管理ツール。Virtual Machine Managerの略。Redhatを中心としたオープンソースプロジェクト。 各種仮想機械の制御を抽象化するlibvirtをベースとして使っているので さまざまな仮想機械(Xen, Qemu, KVM)を管理することが出来る。 比較的小さな規模の仮想機械を管理することを目標として作られており、ネットワーク越しの管理などは弱い。
登録日: 2022-06-05 更新日: 2022-06-12 RHEL クローンで、 最新の「Rocky Linux 8.6」をVirtualBox にインストールして、「Xfce」デスクトップ環境を追加 しました。 - 今回は、 「Rocky Linux」を仮想マシンのホストOS として使えるか、「GNOME Boxes」を使って、確認してみました。 その備忘録です。 - - 使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。 「UEFI 立ち上げ」のPC です。 - (注)リンクを戻るときはブラウザの左…
1. はじめに 1.1 KVM 2. インストール手順 2.1 仮想化をサポートしているか確かめる 2.2 KVM のインストール 2.3 Virtual Machine Manager 1. はじめに Nessus というツールについて気になることがあったので、その検証のため、仮想環境に実験環境を作ろうとしている。 その第一歩として、ここではUbuntu20.04にKVMを導入する。 1.1 KVM KVM (Kernel-based Virtual Machine) は、Linux に組み込まれた仮想化テクノロジーである。KVMを使用することで、ホストOS (Linux) 内に、複数のVM…
2021年8月から約9ヶ月をかけて、自宅サーバーを構築しました。 自宅仮想環境 まだまだやることは残っているのですが、とりあえず一区切りということでブログで振り返ります。 TL;DR 以下のような構成です。 自宅サーバー構成 構築にあたってルーター、自作PC、ファイルサーバーを全て1から揃え、構成管理のためにAnsibleを新たに学びました。 スケジュールは以下の通りでした。 自宅サーバー スケジュール 当初UbuntuとKVMで仮想環境を構築しようとしていたときは先が見えなくて辛かったのですが、偶然にも同僚にProxmoxを教えてもらったことで先が開けました(ありがとうございます) 自分一人…
hpnpjikのアンテナが更新されました ■−2022/05/04 15:45:29 進みつづけることに終わりはない ? K-Iのホームページ https://k-i.page/wordpress/ コンテンツへスキップ 進みつづけることに終わりはない K-Iのホームページ ?メニューとウィジェット 検索 検索 最近の投稿 Red Hat Enterprise Linux 8.5に変更 サイトのドメインを変更 USBサウンドカードについて クイックフォーマットを行ったWindows領域の復旧 MINECRAFTマルチプレイヤーサーバーを1.15.2にアップデート 最近のコメント RD-RX56…
やりたいこと Linuxで仮想マシンクラスタを組みたい。 候補 VMWare → 多分王道。ただ、ライセンスが気軽に遊べるお値段ではなさそう。 oVirt @ RHEL or CentOS → 良さそう。ただ、最新CPUを導入予定なので最新カーネルを使いたい気持ちがある。 libvirt(manager, Cockpit) @ Arch Linux → 使い慣れたArchでできたらいいなって。クラスタ化? Arch Linuxで検討 KVMベースでの仮想化は普通にできそう。クラスタ化が問題だが一旦目をつぶってクライアントOSのインストールまでやってみる。 複数ホストはTerraformでの監理…
KVM/QEMUの仮想マシンを別のマシンへコピーしたい マイグレーションだと「移転・移動」してしまうので、「コピーして移動したい」 全体の流れ 仮想マシンのコピー(クローン) クローン済をマイグレーション(移転) という2段階でやろうと思う。 コピー/クローンの作成について クローン作成コマンド クローン作成には、virt-clone を使うと楽 virt-clone --original AdguardHome --name AdguardHome02 --auto-clone virt-clone の準備 virt-clone コマンドは、virsh とは別のパッケージなため未導入の場合が…
1 MobaXtermとは? 2 検証環境 3 インストール方法 4 実行例 4.1 xeyesの実行例 4.2 virt-managerの実行例 4.3 wiresharkの実行例 4.4 apolの実行例 Z 参考情報 1 MobaXtermとは? MobaXtermは、WindowsやMacで動くターミナルエミュレーターです。X11サーバ、SSHクライアント等として動作することができます。 2 検証環境 Windows 10でMobaXtermを使用しました。 3 インストール方法 以下のURLをクリックします。そして、Downloadをクリックします。 https://mobaxter…
自宅サーバにLinux KVMを導入しようと急に思い立ったので、導入・設定方法から仮想マシンの起動までをまとめました。 …本当に大変でした。 しかも この記事で完結しません。
概要 はじめに 実験環境 準備 Qemu/kvmのインストール 使用するファイルのダウンロード 仮想マシン用のLinuxカーネルの準備 xfstests-bldのセットアップ xfstests-bldのインストール xfstests-bldの実行 スモークテストの実行 シェルの起動 実施するテストの変更 テスト用ファイルシステムの変更 テスト用ファイルシステムのパラメータ変更 おわりに 変更履歴 参考文献 概要 xfstests-bldは、xfstestsによるテスト実行をサポートするツールである。 本記事では、qemu/kvm上の仮想マシン (amd64)に対して、次の5つの手順について確認…
Windows11 の WSL2 では Nested VM が有効になっています。これまで Windows版 qemu を使用してきましたが、ググって調べたときに出てくる qemu の記事は殆どが Linux 上の kvm を使用した物で、Windows版 qemu には適用できない事が多い状況でした。折角 WSL2 で使えるようになったようですので、Nested kvm で qemu 仮想マシンを起動できるか試してみました。また、whpx option 有効の Windows版 qemu 、Windows11 の Hyper-V や Virtualbox、実機で起動した Ubuntu やその…
Windows11を install し、Windows10 との Dual boot も機能していますので、常用する Windows11 環境設定を徐々に進めています。その中でも仮想環境がこれまで通り機能するかどうかを確認する必要があります。今回は、Windows10 でこれまで使用してきた Hyper-V、WSL2、Virtualbox、qemu の各仮想マシンを移行して、Windows11 で無事に起動できるかどうかを確認しました。また、Windows11 の WSL2 には新しい機能が追加されていますので、その機能についても試してみました。
以前に、Virtualbox と Hyper-V が共存できるかを試していました。結局、PC を更新して CPU が新しくなり、Windows10 の Version Up に伴って使えるようになりました。色々と試行錯誤する中で、qemu の whpx option を有効にした時に Windows Hypervisor が使用できずに断念した事がありました。 現在は、WSL2 と Hyper-V と Virtualbox が共存できています。今なら qemu の whpx option 有効でも仮想マシンが起動できるのではないかと考えて試してみました。
TPMデバイスを仮想マシンに追加しようとすると・・・ libvirtd の virt-managerが TPMに対応してたので、それを追加しようとしたら、エラーになる。 パススルー or swtpm 仮想ホスト側にあるTPMをパススルーでゲスト仮想マシンに渡すか、swtpm でエミュレートしたものを仮想マシンにtpmに見せかける事ができるようです。 仮想ホスト側に swtpm が必要 swtpm つまり、ソフトウェアでモックされたTPMが必要になるってことですね。 構成について ホスト側に、何らかの形でTPMデバイスを作る必要がある。 実は、この仮想マシンのホストは、物理マシンではなく、仮想マ…
debian 11 でのインストール debian11 に 仮想マシンをkvm+qemu+libvirtで作った.その時のメモ。 sudo apt install qemu-kvm libvirt-clients libvirt-daemon-system bridge-utils virtinst libvirt-daemon dnsmasq-base ovmf gnome デスクトップのあるときは、併せて次もインストール。 sudo apt install virt-manager gir1.2-spiceclientgtk-3.0 以前との違い dnsmasq-base ネットワークを使…
この記事はopenSUSE Advent Calendar 2021 8日目の記事です。 transient diskとは、特定のディスクイメージ内の状態を基準として、ゲスト動作中の変更点をゲスト停止時に破棄し、次回立ち上げた時にまた特定の状態からゲストを開始させることで、 前回の起動時と同じ環境が維持されているというものです。 transient disk 自体は libvirt 6.9.0 で実装され、7.4.0ではホットプラグのサポートや単一イメージで複数のゲスト動作等が追加されています。 openSUSE の場合、 libvirt 7.1.0 である Leap 15.3 から tran…