人にデータファイルを送るとき,メディアにコピーして郵送する以外は,メール添付しかなかった。少し大きいファイルを送る場合,自動的に分割して複数のメールに添付し,受け取った側がそれを合体して元のファイルに戻す,といったこともしてきた。メールの添付容量が10MBぐらいは平気な時代になり,逆にビックリしている。 一方で,メールに悪質なファイルを添付してセキュリティの破壊から個人情報の入手,ウイルスの感染,そしてPCの乗っ取りまで行われるようになった。かつては,相手を嫌がらせるウイルスだったり,相手のPCを初期化してしまう,といった個人攻撃だったが,現在は相手のPCを乗っ取り,さらに拡散させて複数のPC…