「Territory」がAppStoreに並ぶまで…その4「並んだ!そして今…」
「Territory」がAppStoreに並ぶまで…その3「さて…」 - モノバイトとスマートフォンアプリと他何かの続きです。
「Territory」販売開始
「Touch Touch Shapes」を3月に発売したので「Territory」は4月に発売したい…!と思っていたのですが、別件の仕事&ステージ作成にえらく手間がかかってしまい、販売開始が6月となってしまいました。
ということでAppStoreに「Territory」が並びました!
その結果は!…惨敗。。。
何が悪かったか?
「Touch Touch Shapes」と比較して「Territory」は何が劣っていたのか?を大まかに考えてみますと…
- 値段が230円ではやはり厳しい?
- スクリーンショットや解説文から内容が分かりにくい?
- アプリの発売時期がWWDC2009と重なり、メディア内での注目度が落ちた?
こんな所でしょうか。
1)の値段について
値段は「100円で10000人に買っていただく」「200円で5000人に買っていただく」「1000円で1000人に買っていただく」という販売戦略論になるだけですが、今回の「Territory」の場合パズル雑誌を買って1ヶ月楽しんでいただくという感じのコンセプトで価格を決定しました。
あと、「Territory」はガチ系のパズルゲームなので、人を選ぶ内容であるという考えもあり…115円にすれば230円の2倍売れるか?というものでもないだろうという思いもありました。
2)の内容がすぐに分かりにくい点について
ちょっとルールがマニアックだったので、この点は反省すべき点かもしれません。
ゲーム画面のスクリーンショットではなく、解説を含んだ画像にすると良かったかも?
3)のWWDC2009と重なった点について
これは運悪く、プレスリリースが埋もれてしまったり、そもそもプレスリリースをとりあげていただけなかったり…という結果に繋がってしまいました。
実は現在もアプリを申請中なのですが*1、これまたAppleの9/9のイベントに重なるかもしれません…このイベントの為か、アプリにネットワーク機能がある為か、ちょっと今回は審査が長引いてます。。。
後は…「Touch Touch Shapes」がランキング上位に掲載されている間に「Territory」も販売したかったですね。勢いは大事だと思いました。。。
今後のアプリ開発はどうしていこうか?
基本かもしれませんがスクリーンショットでゲーム内容がなんとなくイメージできるという部分に特化するアプリ開発を進めていくことが必要ですね。サポートページや動画を作ってプレイイメージを補うということも可能ですが、iPhoneアプリの売上はAppStore内の情報に左右される部分が大きいので「サポートページや動画を用意すればいいや」的な考えは危険ですね。
ただそれでも、AppStoreはクリエイターの我を通しやすい場所でもあると考えています。ですのでルールが多少難しいが理解するとハマるというゲーム作りも続けていきたいと思っています。
「Territoy」はどうしていこうか
もうすぐ体験版をリリースする予定です。
幸い「Territory」をプレイしていただいた方からは概ね好評でしたので、プレイしていただく機会が増えれば状況が多少は変化するかな?と。
しかしルールが少々複雑なので「訳がわからん」という評価も多くなりそうですが…このまま放っておいてもどうにもならないので、浮かぶ為に足掻くのみです!
*1:これです→「Color Ninjutsu Puzzle」