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携帯する音楽再生機械

なかの ZERO | 060503

ふつうのひとはウォークマンディスクマン(でなかったら MD プレイヤとか)→シリコンオーディオ、と進んできたのかもしれないのだが、おれには「携帯 CD プレイヤ」の時期がない。ウォークマンも、持ってた時期にはずいぶん時代遅れだったし、携行していた時期も長くなかった。というか携帯 CD プレイヤを持っていなくもないのだが、知人からタダで貰ったオンボロで(捨てるのは勿体ないということで貰い受けた)、寿命切れの内蔵バッテリはとっくに生産終了につき入手できず、AC アダプタでないと動かなかったので、「携帯」できるものではなかった、という話。

というようなわけで「オンボロカセットテーププレイヤ→シリコンオーディオ」に直結しているおれの感覚からいえば、あれだ、最近の機械ってのはすごいな!なにしろバッテリ切れ直前になっても音程が下がらない!そのかわりいきなり切れるけど音が。…というか昔カセットテープで音楽聞いてた頃って電池がヘボまってくるとだんだん音がゆっくり低くなっていっちゃって、この野郎おれの音感狂わす気かとムカついたものだった。逆に電池使いはじめのときはみょーにリズムが速かったりとか(←やる気がありすぎる状態)。これテープのコンディションにも依存してて、ノーマルの安っちい(=おれがよく使っていた)テープだと聞き込んでるとだんだんテープが延びてきちゃって、ふつうの電圧でも音がヨレたり垂れたりヘボまってしまって悲しかった。大事な音源は複数ダビングしておいて、聴き用と次回ダビング(保存)用とか分けたりしたものだった。それも面倒くさくなってあんまやらなくなったけど。あとごくたまにオンボロカセットデッキだと巻き取り速度が違ってて、別のデッキで聴くと音が高かったり低かったりしてムキーとなったりとか。あの時代の音はなにをやっても劣化して、再生するコンディションによってフラフラして儚かった。それを不自由だとはあまり思ってなかった。なんとかする方法はあったのだろうが、暇はあっても金はないし正当な努力は惜しむというボンクラの性根は、当時からすくすくとおれの脳髄に根を張っていた。というようなことを、ひさびさにカセットデッキを使う機会があって、思い出したので日記。

あとおれが最後に見たウォークマンの子孫(たぶんアジア産のバチモン)は、もうなんかカセットテープの半分くらいのサイズで、「テープを入れる」っていうより「テープにくっつける」ような扱いになってて人類の科学はなんでも小型化しちゃうのだなあと感心したものだった。音は悪そうだったが、もともと良さを競う環境でもないのだろうからそこは問題にならない。いまはおれ SD カードでプレイやんだけど、これも最終的に「SD カードにくっつける」くらい小型化…は、さすがにしないか。でも GBA のカートリッジくらいの大きさとかまでなら、いずれ実際そうなりそうではある。

むかしの職場の近くに行ったので、当時通いつけだった定食屋に入った。おっちゃんはまだ覚えてくれていた。世間話などしつつ飯。ああ、決してうまくはないのだが、この味だ。まちがいない。たぶんまったく変わっていない。閉めるか潰れるかするまで味が変わることはないだろう。

「二次元エンド」とはなにか

なにげなくウガニク氏関連の情報など検索して過ごしていたのだが(←この過ごし方も大概だが)、その過程で「二次元エンド」という用語をみつけておもしろかった。用例に味わいあるんだよな。なんの説明もなくふつうに通用してるかんじが。ジャーゴンかくあるべしというか。

931 :日出づる処の名無し :2005/05/27(金) 07:25:16 ID:pXYz1Ejo(2)

ついでに>594等エロのEND話題に関して、エロ現場から。

「二次元ドリームノベル」っていうどれを読んでも
「戦うヒロインがヤラれる」話なエロラノベを毎月何冊も出してるという、
いらない元気満々なヲタ系エロ小説レーベルがあるんだが
「最後にヒロインが逆転、正義が勝つ!」
というENDのほうが多い。
本編で数百ページ延々ギシギシアンアンやられまくったあげく、
最後の数P、ひどい時は最後の1ページで大逆転して勝つという
ご都合主義のひどさにはスレ住人の間で
「二次元エンド」という言葉が生まれるほどw
これは、「結末は、ヒロインが勝って安心させて欲しい」
「ヒロインがやられっぱなしで悲惨な境遇のまま終わるのは後味が悪くて
気持ちよく抜けない」というエロ小説読者の要望にあわせたものだそうな。
「最後に逆転されると萎え。最後までやられっぱなしでいて欲しい」
という逆の要望の読者も多く、ENDの傾向は二分。
比率的にはたぶんヒロイン勝利、「二次元エンド」のほうが多いです。

ヲタエロ現場のひとつの現状はこんな感じ。
あと 594 さん含めてその下の流れで言われてたエロアニメに関する傾向も
だいたいその通りだと思うよ。

デウス・エクス・マキーナの一種か。制作側の都合というよりは読者の気分に要請されている、というふうに理解されている点が興味深い。エロラノベの世界に編み出された新しい機械仕掛けの神!その名は二次元エンド!みたいな。