英語英米文学科 学術講演会
専修大学英語英米文学科学術講演会
10月13日(木)5時限 於10209教室
「テロと文学――9・11後のアメリカと世界」 学習院大学教授 上岡 伸雄先生
9・11、アフガン・イラク戦争を経てアメリカ社会はどう変わったか? アメリカは本当に自由の国なのか?
今現在のアメリカ社会の状況は? アップ・トゥ・デイトな問題を、アメリカの最新の文学作品(スパイ小説やミステリーを含む)を通して読み解く。
今年の学術講演会は、現代アメリカを代表する作家の翻訳で有名な上岡伸雄先生をお招きします。演題と同じタイトルの近著『テロと文学―― 9・11後のアメリカと世界』(集英社新書)は新聞や雑誌で取り上げられた話題の本。
上岡先生には、ほかにも著書として
『ニューヨークを読む――作家たちと歩く歴史と文化』(中公新書)
『英語力は英訳本でみがく――日本の文豪作品からオタク文学まで』(NHK出版)
『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』(研究社)
『ヴァーチャル・フィクション――マルチメディア時代のアメリカ文学』(国書刊行会)(アメリカ学会清水博賞受賞)等、
翻訳に、
ドン・デリーロ『墜ちていく男』(新潮社)
エイミー・ウォルドマン『サブミッション』(岩波書店)
ロバート・クーヴァー『ノワール』(作品社)
フィリップ・ロス『ダイングアニマル』(集英社)等多数
があり、アメリカ文学研究者、翻訳家、英語学習指導者として幅広く活躍されています。