Pagan Shore、キャラクター(出身地)

TRPG Pendragon

PC作成で完全ランダムを選ぶ、つまりは出身地をランダムに決定すると、PCにバリエーションが出て面白いのですが(通常のKAP以上にCulture間や職業/階級間の差異が大きい為)、

出身地を共通にして同じ共同体出身にした方が、キャラクター設定が作り易く、「ケルトらしさ」は出しやすそうです(その出身地はケルト部族系にすると言う前提)。

どちらにするか迷いました。

予定しているシナリオは、アーサー王物語由来の話なので、ケルト/部族ネタの側面は薄いです(例えば、PC全員がブリテン島出身の騎士でも成り立ちます。但し、「選択肢」が半分になると思われます。)。

背景は別にして、パトロン(ある王)が「問題」を解決して貰う為に「英雄」を募る、と言う(ファンタジー)TRPGの王道的シナリオなので、わりかしどんなPCでも参加し易いと思われます。
全員別の「部族(など)」出身で、話を聞き付けてやって来た、と言うのも楽しそうです。特に今回はPL人数がそこそこ集まりそうなので、PCそれぞれ別の「文化」や「宗教」に属していて、「職業(階級)」も様々、と言うのは一回やってみたい気もします。KAP(Pagan Shore)ではそれで成り立つシナリオも比較的少ないと思われますので。

ちなみに、もし２回目がある場合、その際は共同体由来の話をやるつもりです。(その場合、PC作成し直しになる人もいるかも知れません。)

現時点での私の気分としては、折半案として(ある意味、PLに「丸投げ」と言う話もありますが)以下のように考えています。
1) まずはPL各自、ランダムに出身地を振って貰う。(事前の場合、２回振ってどちらか選んで貰うことにしました。)
2) PL皆で相談の上、各自、自分の出目のところを出身地にするか、もしくは他の人の出身地に合わせるか(取り替えるのは駄目)、好きなようにして良い。

GMとしては、事前に出身地/職業辺りまで決まっているとだいぶ楽ではあるのですけど、現状なかなか難しいので、
「可能であれば振ってください」と言うことにしました。

「文化」や「職業」については以下参照。
http://d.hatena.ne.jp/BogusMagus/20080907/p1

いつもの如く、訳語や読み方(カタカナ)はテキトウです。今後変更するかも知れません。一生暫定のまま、と言うことになりそうですが。(一応、リストを製作中です。＞プレイヤーの方々)

PaganShore、ReyのPC

TRPG Pendragon

去年にすでに、途中までですが作成済みです。(半分は、作成の手続きを再確認したり時間を計ったり、キャラクター・シートを作成したりする為の「実験」。)

レギュレーション(?)を決める前だったので、出身地も一回振っただけで決めてしまっています。
他のPLの出身地に合わせて作成し直す可能性あり。

出身地: Connacht Province/ Horse People (Erainn/Pagan)
親の職業: Aos Dana/ Bard (Magician)

  • Connacht Province(コノート地方(国?)/ Horse People(馬の民)
    • Culture/Religion(文化/宗教): Erainn/Pagan
    • Passion(情熱): Love (Horses)(愛情(馬))
    • Geas(ゲッシュ): Never ride in a boat between Samhain and Imbolg.(サウィン(10/31〜11/1)からイムボルク(2/1〜2)までの期間は、舟に乗ってはならない。)

PaganShore、AさんのPC

TRPG Pendragon

２箇所とも面白いと思いますが、ややイレギュラーですね。
どちらを選ぶかは未定。

  • a) 11/3*1→North Leinster Province (レンスター地方*2、北方)/ Dublin (ダブリン)

場所は現在のダブリンと同じなのでわかりやすいですね。

LochlannachのLongphort(ロングポート: バイキングの港)が元になっています。

ダブリン城は、530年にアーサー王の配下のブラシアス卿が建てた、と言うことになっています。ここがアーサー王の版図の中心です。

今回のシナリオは、Leinster地方が(主な)舞台になります。

    • Culture/Religion(文化/宗教): Lochlannach (ロッホラナッハ人) / mixed (混在: Christian/Odin キリスト教/オーディン教(ゲーム的にはWotan ウォータンと同じ。)、でしょう。)

Lochlannnach(ロッホラナッハ人)はゲルマン系で、エリン島の地元勢力でもブリテン島の勢力でもない、第三勢力です。現状それなりに共存していますが。その三つの中では一番文化レベルが高いと言えなくも無い気がします(例えば、硬貨を普通に使用しています。)。
Pagan Shore的には脇役でしょう。階級/職業によっては戦闘力は高いです(Size/Strengthが上がるので。)。
Geas(ゲッシュ、制約)は持ちません。

    • Trait(性格特性): Selfish(利己的)+2.
  • b) 9/18→Meath Province (ミース地方)/ Clonmacnoise(クロンマクノイズ)

http://www.max.hi-ho.ne.jp/khori/Clonmacnoise.htm
http://www.12travel.jp/ie/Midlands_East/attractions/clonmacnoise.html

修道院が中心となっている共同体です。創立者のSt.Ciaran(聖キアラン)は現役です。彼はUi Niall(ウィー・ニアル)と言う有力な大部族(?)からこの土地を貰いました。(St.Ciaranの父は、Dal n-Araidheと言う部族(Long IslesのTuatha。Ui Niallに敵対している。)の木工職人(?; carpenter)。)
Lochlannnach(ロッホラナッハ人)のThorgestr(トールゲストル)に524年に略奪されました。St.Ciaran(聖キアラン)にはUi Niall(ウィー・ニアル)大部族(?)の有力者であるDiarmaid(ディルムッド)と言う友人が居て、彼の助力のお蔭で修道院を再建しています。

Diarmaid(ディルムッド)は、今回のシナリオに関係します。

    • Culture/Religion(文化/宗教): Erainn/Christian(エイリン人/キリスト教)
    • Passion(情熱): Love(God)(愛情(神))、Loyalty(Ciaran or Comharba)(忠誠心(キアランor修道院長)).

Comharba(カーバ？)とは、修道院とその領地の長です。Church-chieftain.
この「部族」では、修道院長が族長に相当する地位を占めています。

    • Family Class: 1d6; 1-3= Christian Clergy(キリスト教の聖職者)、4-6= Bo-aire(ボー・オール).

通常の「親の職業決定表」の代わりに、上記の様に決定します。つまり、(PCの)生まれの階級は２種類しかありません。

*1:ちなみに、d20/d20の出目。

*2:「国」の方が良いかも。