ハチワンダイバー

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

エアマスター」の柴田ヨクサルが描く、将棋漫画。
はっきり言って表紙とタイトルでは何の漫画か、
まったく想像がつかないのでは?と少し心配。
中身読むともっと心配。いや、「いい意味で」ですよ。ええ。

プロ棋士になれず、かといって将棋の道から離れられず、
宙ぶらりんのまま、賭け将棋で金を稼ぐ主人公、菅田。
地元の道場では負け知らず。しかし、そんな彼のプライドを粉砕したのは、
「アキバの受師」と呼ばれる女「真剣師」であった……
彼女に導かれるまま、「真剣師」の道を歩みだす菅田。
9×9=81マスの将棋盤上に意識を没入させる(潜る)能力を開花させ、
自ら「ハチワンダイバー」と名乗るのだった。

まあ、こんなあらすじより一度読んでみてくださいな。
脳みその血管が切れそうになるぐらいの高血圧っぷり。
鼻水・汗・脳汁・男汁の大洪水でございます。
休むひまなど与えないスピードとハイテンションのたたみかけは、
前作「エアマスター」を受け継ぎながらも、
将棋という頭脳勝負において、新しい世界へと昇華するに至った。
将棋のルールや戦術など、この漫画においては些細なこと!
(それでも、「中飛車」「穴熊」などの言葉を聞くと将棋していた自分にとっては嬉しいが)


「熱い!」という言葉が陳腐になってしまいそうなぐらいの、
魂と誇りの燃焼ともいえる、輝きと熱を発しながらの真剣勝負の果てには!
「おっぱい揉み」が待っている!ビバ「おっぱい」!揉め「おっぱい」!


……一体、自分が何について語っているのか分からなくなってしまいましたが、
まあそんなことで、「ハチワンダイバー」はよい!ということです。ええ。ほんと。


ちなみに、表紙のメイドさんは「アキバの受師」さんです。「ビバ!おっぱい」