モーターサイクル&ヒッチハイク・ダイヤリー?

 1ヶ月かかって、やっと読み終わった「モーターサイクル・ダイヤリーズ」。以前も書いたけど、翻訳がアレなのか、私の読解力が無いのか(間違いなく後者)、ちょっと難解だった。

 それでも、チェ・ゲバラとアルベルトという2人の医学生の洞察力、表現力は素晴らしいと思う。改行が少ないので読んでいて疲れるところもあるが、好きな人ならサクサク読めるのではないだろうか。当時の南米の様子が思い浮かべられる。

 巻末に解説されているが、この書は途中からヒッチハイク・ダイヤリーズになっている。リアル「猿岩石日記」といったところか(ゲバラ&アルベルトに失礼か)?

モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)

モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)