さいたま水族館

金魚の写真を撮りに埼玉県は羽生市さいたま水族館へ。ここは海無し県らしく淡水生物のみを展示する、珍しい水族館である。
そう大きな施設ではないので20分もあれば見終わってしまいそうだが、今回は撮影が主体だったため結構長時間楽しめた。

お目当ての金魚である。館内は全体に暗く、金魚たちはあまりじっとしていないので撮影は困難を極める。これはISO感度を200まで上げ、絞りを解放してシャッタースピード1/30秒で撮影。それでも少しぶれている。


井守。こういう小さな被写体はピントを合わせ難い。なるべく拡大して撮りたいので可能な限り寄って、また望遠で撮影するのだが、オートフォーカスが正常に機能しないのでマニュアル操作となる。しかし細かい所の見えない液晶画面では、どうしてもピントが甘くなってしまう。
井守は小さいためか色収差の影響著しく、チャンネルを見ると見事にRGBそれぞれの位置がずれている。これを手動で合わせてみたら、色のにじみが抑えられピントが多少はっきりした。
あ、これ水中ですよ。


さいたま水族館はかなり交通の便の悪い所で、駅と館を結ぶバスは約3時間おきに1日3本しかない。タクシーでは15分程、片道2000円以上かかる。車で現地まで行けるなら、その方が何かと便が良い。


ところで現地で金魚フィギュアを一つ300円で購入したのだが、後から調べたら希望小売価格は210円だった。何か騙された気分。