これが朝青龍だ。

大相撲秋場所で、朝青龍が見事な復活優勝を遂げた。


本割では、白鵬の素早い出足の前に無理をせず、計算の範囲内(?)の黒星。
そして、大事な優勝決定戦で、最後に豪快なすくい投げ&ガッツポーズ。


今年の初め、同じようなパターンで見事に優勝を遂げたシーンを、某地方都市の駅前のオーロラビジョンで見届けた記憶が蘇ってきて*1、感慨深かった。


負けても勝っても批判されるこの横綱のこと。


多くの視聴者が予想したとおり(笑)、最後のガッツポーズについてごちゃごちゃ言う横審委員は案の定出てきたし、次の場所になれば、またバッシングの嵐が吹き荒れるのだろうけど、そんな瑣末なことをごちゃごちゃ言う人々、というのは、所詮、「伝統」というものを表層的なところでしか理解していない人々何だろうと、個人的には思っている。


彼の土壇場での強さ、そして優勝の賭かった土俵での執念あふれる姿から学ぶべきことは、種々のマイナス面を差っ引いても余りある・・・ような気がしてならないのである。

*1:あの頃は、いろいろ考えることが多かった時期だけに・・・

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