Birkin,Jane(ジェーン・バーキン)

a■Baby Alone In Babylon('83)
b■■Quoi('85)
c■■Best Of('94)

Jane Birkin

Jane Birkin

ジェーン・バーキンは英国出身の女優ですが、現在はむしろフランス在住の女優・歌手としてしられています。デビューはミケランジェロ・アンティオニーニ監督の「欲望」で、その後セルジュ・ゲンズブールと公私ともにパートナーとなります。

セクシー過ぎるという事で放送禁止となった"Je t'aime... moi non plus"('69)が大ヒット(明らかにプロコル・ハルムの"A Whiter Shade Of Pale"の影響下にあり)しセンセーショナルな話題となりますが、その後も"Lolita Go Home"('75)、"Ex Fan Des Sixties"('76)といった分かりやすいポップなヒットがあります。セルジュの死後は、ポップスというよりは本格的なシャンソンに近い音楽に接近。日本ではそのライフスタイルが女性に支持され熱狂的な人気を誇ります。その為いろんなベスト盤が乱立。bはタイトル曲がCMに使われた事でリリースされた日本のみのベストでこれでバーキンを知った覚え。手持ちのcはbに準じるもの。

小林麻美カヒミ・カリイもカヴァー。

Bowie,David(デイヴィッド・ボウイ)

a■Hunky Dory('71)
b■■Rise And Fall Of Ziggy Stardust('72)
c■■■Stage('78)

Stage

Stage

ボウイほどのアーティストにこの穴だらけのディスコグラフィーはちょっと失礼か…
RCA時代の全盛期はリアルタイムではないし、「Low」('77)あたりのヨーロッパ三部作はラジオでかかってたのを聞いた程度なので、バリバリのグラム路線のbとベスト的な選曲のcがあればいいかな、と。cはエイドリアン・ブリュー(g)、カルロス・アローマー(g)、ロジャー・パウエル(kb)、ジョージ・マレイ(b)、デニス・デイヴィス(ds)というラインナップ。ちなみに「ヤング・ミュージック・ショー」でもOAされた78年の日本公演は、サイモン・ハウス(kb,vn)、チェスター・トンプソン(ds)も参加。

Bown,Andy(アンディ・ボウン)


a■■Gone To My Head('72)
b■■Sweet William('73)
ハード、ジューダス・ジャンプのbass。現在はステイタス・クオーに参加するボウン(kb)はMercury、GMに何枚かのソロがあるけどどれもCD化されていない。内容はハード時代の同僚ピ−ター・フランプトンに通じるポップなものなのに…夫人のキャロライン・アッタード(vo〜ストーリーテラー)、ジミー・ホロヴィッツ(kb)、クリス・ベルショウ(b)、ミック・ウォーラー(ds)、ニコ・ラムズデン(g)らが参加。

75年のTV番組「スーパーソニック」のテーマ曲はクリス・スペディング(g)と共演。

Boxer(ボクサー)

■Absolutely('77)
末期スプーキー・トゥースの「The Mirror」('75)に参加したマイク・パトゥー(vo)が解散後、オリー・ハルソール(g〜元テンペスト,パトゥー)、キース・エリス(b〜元ジューシー・ルーシー,VDGG)、トニー・ニューマン(ds〜元ジェフ・ベック・グループ、メイ・ブリッツ)と結成したハード・ロックがボクサー。Virginには珍しい存在だった。デビュー作「Below The Belt」はセクシーなジャケで有名。2枚目「Bloodlettering」は76年にレコーディングされたがリリースは解散後。77年の3枚目「Absolutely」は大幅なメンバー・チェンジがされていて、パトゥー、ティム・ボガート(b,vo)、エイドリアン・フィッシャー(g)、エディ・テュードリ(ds)、クリス・ステイントン(kb)というラインナップ。昔持ってた米Epic盤LPは、ジャケ違い。ハードロック呼ぶには音は変化球過ぎるが。