一昨日は、非常に運よく入手できた人気の舞台を観に行きました。
東京へ出るついでに、こちらへも。
「奇跡のクラーク・コレクション ― ルノワールとフランス絵画の傑作」展
2013年2月9日(土)〜5月26日(日)
三菱一号館美術館
http://mimt.jp/clark/top.html
先日、アニエスベーコレクションのショーのライヴ配信を観ながら。なぜか
そういえば、クラーク・コレクションが来ていた。ルノワールの女の子の良品が来るならぜひ見なくちゃ。
と思ったのでした。
アニエスベーでどうしてルノワールの女の子の絵につながったのかな。
のびやかで素朴で色がかわいくて・・・。 そんなフランスの時間の・・・・。
つながりでしょうか。
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期待通りの作品群でした。クラコレ。
もともと、印象派や後期印象派の絵は好きなんです。親が国文系だったからだと思うけれど。
( <− 日本の文豪はこのあたりの画家に詳しい)
比較的初期のルノアールの。見栄えよくかわいらしい女の子たち。
美しいグレー調の、点描でないピサロの風景画。
印象派前期のころのモネの、それほど光に溶けてはいない風景画小品。
ロートレック初期、渋い色でさらさら描かれた無口そうな女性の斜め後ろ姿。
などなど。
傾向として、丁寧できれいで趣味よく広く一般的に好かれそうな、そして評価されそうな美しい絵画たち。
センスのいいお金持ちって。
ほんとうらやましいですね;
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アニエスベーの服は。
かわいらしいのと同時に、機能的・合理的・シンプルで、自立した女性のイメージがある。
同時に、古典的な価値(オーソドックス)に守られている。
明和電機社長は、なんだかもっと「女性の過激で先端的な表層重視装い」に魅かれてらっしゃるような気がするけれど。
( <− ツイート群からの偏見 )
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最近、おえかきの師匠さまのアトリエで、がしがし集中して油絵を描いていらっしゃる若者が二人いて。
油絵、気になっています。
もう何年も描いてないな…。