『窓ぎわのトットちゃん』 八鍬新之介監督 上流階級の生活って、戦前ですらこんなにすごいのかぁ、、、としみじみ

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名作。内容もそうだけれども、映像も素晴らしい。一時期、大井町線の電車の中や駅で、めちゃくちゃ宣伝していた意味がわからなくて、なんでだろうと思っていたけど、見たら納得。それにしても、黒柳徹子さんの、超お嬢様ぶりには、驚きを隠せない。『この世界の片隅に』の同時期とは思えない、ハイソサエティーな暮らしぶりに、見ていて、これ、、、戦前なのか?って思う感じだった。小児麻痺を患っている泰明ちゃんとの友情物語がメインの軸なのだが、この家庭の経済環境がめちゃくちゃ高い私立のトモエ学園だからこそ、こんなリベラルな世界が成り立つんだろうなぁ、としみじみ思った。小学校を追い出されたトットちゃんだが、青森に疎開する最後のシーンでの、驚くほど大人びた雰囲気になっていて、いやまぁ、見ていればわかるけど、この子ものすごい美人になって、素晴らしい女性になるなってのが、見ていてビシバシ伝わってきて、もちろん、育ち、家庭環境からおかしくはないのだが、、、そのままなんの問題もなく行かずに、こんな戦争の悲惨さが、全ての階級に覆い被さったんだなというのはなかなか胸にくる。軍歌を演奏するのを拒否した、とっとちゃんのお父さんがいつの間にかいなくなっていて、、、、これ、後で調べたら昭和19年に軍隊に取られて出征しているんですね。満州に。そしてシベリヤ抑留。自由が丘の駅員さんもいつの間にか女性に変わってしまうのは、あれが、まず階級が低いというか、あまりお金持ちではない人から順々に戦争に行っているのが伝わってきて、なかなかホラー。しかし、お父さんはシベリヤ抑留から帰ってきて、あっさり東京交響楽団コンサートマスターになっていて、いやーエリートってどこまでもエリートなんだなと思いました。。。この悲惨な戦争時代でも、こんなに勝てない格差というか階級格差って大きいのか、そればかり気になってしまいました(苦笑)。

この世界の片隅に

動き出す浮世絵展_Ukiyoe Immersive Art Exhibitionに行ってきました。

親友と天王洲アイルの寺田倉庫でやっている『動く浮世絵展』に行ってきました。没入できるイマーシブ体感型デジタルアートミュージアムは、なるべく行けるやつは行こうと思っているんですよね。これって新しい形式のものだから、いろいろ新しいチャレンジをしていると思うので、最前線を体験したくて。

ジャパンブルー(藍)はとても良かった。しかし、イマーシブとしては、どうかなぁ。動く絵である必要性があるという感じが、いまいち弱い感じがした。それとも、自分が、この形式に慣れてきたので、新しい挑戦とかをしていないと、不満に感じているだけなのか、、、。

人がたくさん良すぎてなかなか余裕もって読めなかったけど、葛飾北斎歌川国芳歌川広重喜多川歌麿東洲斎写楽、歌川国貞の解説は、非常にわかりやすくて、おお、そういう人だったのか!とかなりのエウレカがあった。「東海道五十三次」を書いたのは、歌川広重だったんですね。この人のように、旅をしまくって、名所を絵に描くという生活は、なんだか素敵だなぁ。

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せっかく天王洲アイルに来たので、ここに。この日は、花粉症があまりひどくならなかったので、思いつきで出てきて、朝は新宿バルト9でアルドノアゼロを見て、そのあと、この浮世絵店を見て、夜にはここで夕飯。なかなか豪勢で、楽しい休日でした。花粉症の時期は、活動レベルが落ちるし、ずっとイライラしている上に、だいたい仕事が忙しい時期なので、いつも悲惨なんだけど、なかなかよかった。10年以上ぶりで、アルドノアゼロの続きも見れたし、親友と、この話をずっと話すこともできて、こういうの人生幸せだよ。


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「カチカチ山」とかいう和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか

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「カチカチ山」とかいう和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか


僕は、考えて見ると、バーチャルYouTuberで、ずっとずっと、見続けている人って、委員長だけかも。


大好きです。


このカチカチ山の配信は、最高でした。そう!こういうの!こういうの、自分好きなんですよ!。


いつも見てます。


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