反省中

はやぶさ

キーボードが到着した次の日、スタンドで車に給油。上代6000円ナリ。嗚呼あのキーボード買わなけりゃガス代になったんだなと思い知る。実際今週は家賃も払ったので恐ろしい勢いで現金が消えていった。しかしこのキーボード、3000円代にしては感じがいい。この手の品はキータッチばかりに関心が行くが、意外とシャーシーの剛性感というのも大事なのだなと気づく。以前使っていたロジクールのやつはいかにもプラスチックだけで組みましたといった風で、グニャグニャまでは行かないが打鍵していてなんとなく全体がたわむようなフィーリングがあった。まぁあれは一部のキーが押し込むと隣のキーにひっかかるという論外な品ではあったが。このミネベアの奴とHHKはガッシリとした作りで安定感がある。似たようなものにゲームパッドがあって、入力時に音こそしないがパッド全体がゆがむような感じを受けるのがあって、ああいうのはどうも頂けない、というか意外とプレイしていて疲れる。PS2の純正のは、硬そうで実はあと一息足りないんだよな。この辺は任天堂の方が優れているのかもしれない。

はやぶさ、イトカワに降下

http://www.jaxa.jp/
金曜の夜中、実際には11/26早朝、小惑星探査衛星「はやぶさ」が小惑星イトカワに2度目の降下を行った。事前知識の全く無かったオレは、わりと世界初の偉業だらけだったと今更知ってビックリ。かなり興奮してJAXAのストリーミングカメラにかじりついた。恐らく降下の様子をリアルタイムで見物できると意気込んでいたが、実際は管制室の様子をライブで伝えるというだけで、絵的には超絶に退屈なものだった。しかしこのプロジェクト、やってることは野心的にもかかわらず驚くほど世間には知られておらず、また驚くほどの低予算だった。月を除く天体に着陸し、離陸して地球に帰還するのはマジ世界初らしいんだが、全然知られてないのが笑う。
さて、実際の着陸は地球から既に約3億キロ離れた場所にいるので、いちいち地上からコマンドを送るわけにはいかない。結局降下は機体の自律制御にまかされ、地上はひたすらモニターに徹することになる。おまけに肝心の着陸時は機体の姿勢が変わるためにリアルタイムでの交信は途絶える。着陸の成否は、はやぶさが再び上昇してデータを送信し、それを解析して初めて分かる、といった按配なので実にもどかしい。実況ブログでも「イトカワから14メートルまで接近」と報告されたあと、しばらく更新が止まったので見ている自分もなにがどうなっているのかハラハラしている状況だった。
結果的には再び上昇してきたはやぶさからのデータによると、降下、着陸、そしてイトカワ地表のサンプル採集は成功していた、「とみなされる」状況であるらしい。要するにうまくいったようだよ?という感じか現時点では。今後詳しくデータ解析が進めばもっと詳しい事が分かる状況のようだ。いやまったく宇宙探査は気の長い話だぜ。
12月はじめにはイトカワから離れ、地球への帰還軌道に遷移するらしい。実際の到着、というかサンプルが収められたカプセルが地球に突入するのは2年後。航海はまだまだ続く。