特許ものの給餌装置

我が家であるマンションには、3匹の人間様のほかに、多くの生き物がいる。名前つきなのは文鳥のゲンちゃんだけだが、海水の水槽には近くの海で採ってきた魚(タイ?昨年9月に1センチ弱の稚魚として来たが今は3センチくらいになっている)、カニ、ヒトデ、エビ、貝等。淡水水槽には、これまた近くの里山で採取してきたドジョウ、沼エビ、カワニナその他もろもろがいる。さらに、家内Kペレの趣味園芸で、ベランダには、大小あわせて20個以上の鉢がある。夏の暑い盛りに、10日間近く面倒を見なければ、キッチンの奥深く潜んでいる(だろう)ゴキブリ以外は全滅だ。

文鳥のゲンちゃんは、一度、ペットホテルにお泊りしたことがあるが、瀕死の状態で帰宅という悪夢の体験をしている。多分だけど、犬と同室でワンワンほえられたとかだろう。今回は、ペットホテルではなく、近くの鳥屋さんに預けることにした(ペットホテルよりもずっと安い)。ちょっと不安もあるので、ハワイに行く前に、一晩泊めてみて様子を見るつもり。魚は、ペットショップに2,3日留守にできる固形フードを売っているのだが、10日間となるとそうはいかない。採ってきた海や池に逃がそうかとも思ったが、昔、一度試した自動給餌装置をもう一回挑戦しようと思っている。どういう仕掛けかと言うと、エサを紙の箱に入れ、適当にゆするとエサが落ちるように上からヒモでつるしておく。その箱にマナーモードにした携帯電話を結び付けておく。その状態で、旅先から携帯に電話かけて2,3回、プルルルと鳴らせば、お魚たちはエサにありつける、という仕掛けだ。6年位前にこのしかけを試したことがあったが、その頃のPHSがあっという間にバッテリー切れというアクシデントもあった。今回は、コンセントから充電しながらやってみよう。

ベランダの植物たち対策は、すでに昨年手をうっている。ナショナルのベランダ・テラス用 自動水やりタイマーを買ってしまったのだ。近くのDIYストアでこの製品を発見した当初は、Kペレと「こんなの誰が買うんだろうね」、と言っていた。しかし、我が家は皆面倒くさがり、そのくせ、鉢数だけは多い、旅行も好きだ、と、よく考えると、「世の中でこの製品が売れると仮定すると、我が家以外に買う家はあるだろうか」と思い直し、衝動的に買ってしまった。昨年夏は、これで4日間試して、大丈夫だった。この装置で夏でも一週間は大丈夫だが、もともと備え付けの18リットルの水にうまくバケツの水と連結できれば、10日間くらいは大丈夫だろう。

待ってろよ!ハワイ島