クロアチア・スロベニアの旅4


次はプリトヴィツェ湖群国立公園へ行きました。
が、朝からあいにくの雨模様で散策の人もまばら・・。




幸いにも歩いてる間は雨はやんでいましたが、
またしてもガイドブックのような青空!光きらめく緑!透き通った青い湖!!
とはちょっとかけ離れた光景。まあシーズンオフだから仕方ない。。
写真も暗めのが多いですが、滝の雄大さと青い水の美しさは十分に堪能できました!
マイナスイオン



この日はまたあとひたすら移動でした。
途中、サービスエリアからシベニクという街を遠くに眺めたり。



猫に触ったりしました。クロアチア猫は懐っこいです。



宿泊先は、ユーゴスラビア時代に建てられたというややレトロなホテルでした。
とにかく広くて、シンプルな感じ(それがユーゴ時代の特徴なんだとか)。
エレベーターとか業務用みたい・・・レストランが社員食堂っぽい・・・。
部屋の間接照明一個電球切れてる・・・。しかしそんなことを気にしてはいけない。
この旅で、私は静かに眠れればそれでいいという境地になっていました。
↓こんなステキな照明もあり。やっぱり電球がところどころ切れてます。つづく。


クロアチア・スロベニアの旅3


この日はイストラ半島にある、ポレチとロヴィニという街を観光しました。



ポレチは小さな港町で、古代ローマ時代に建設されたという歴史ある町だそう。



世界遺産の聖エウフラシウス聖堂には、黄金のモザイク画があり、
荘厳な輝きで満ちていました。



石畳や石造りの家並みに風情があって、細い路地一本一本のぞきたくなりました。
ただシーズンオフなのか、人影がほとんどなく(工事の人くらいしかいない)、
お土産屋さんも一軒しか開いていませんでした・・・。



次に訪れたロヴィニは、もう少し大きな街で、観光客も多い感じでした。
海沿いに可愛らしい家が密集した独特の景観と、この旅で初めて(!)太陽が見えたという
喜びで、一気にテンションが上がりました〜
どの家も玄関がかわいい!!鼻息が荒くなります。↓





その後ひたすらバス移動で、のどかな車窓を眺めたりパーキングエリアでアイスを食べたり、
ホテルの地下のスーパーで買い物したりしてました。クロアチアもけっこう広いね・・・
ホテルのロビー横にあった剥製たち。夜見たら怖かったです。↓


クロアチア・スロベニアの旅2


スロベニア2日目。
ブレッド湖という湖にぽつんと浮かぶ小さな島にある、
聖マリア教会に行ってきました。
ガイドブックに載っているような青空に青い湖面、緑の山々…という
風景とはちょっと違っていましたが、
霧に包まれたような教会の姿もなかなか神秘的です。



手漕ぎボートに乗ってゆっくりと島に渡ると、すぐに教会に行くための
100段の階段があります。
階段を上って教会の中に入り、願いがかなうという鐘を鳴らしました。
この鐘、教会の中にいると全然音が聞こえないので、つい思いっきり紐を
引っ張ってしまいがちですが、実は外に出るとけっこう大きな音で鳴ってます。
島の人(というかたぶんほとんど教会の人)は毎日うるさいだろうな・・・。



ブレッド湖を後にして、移動の途中にボヒニ湖周辺に立ち寄りました。
ここも夏の風景はまた全然違うんだろうなー。
でも雪が積もっているのもいい感じ。




お昼にマス料理を食べて、目指すはヨーロッパ最大といわれるポストイナ鍾乳洞です。
実はスロベニアは鍾乳洞大国なんだそう。
広すぎるので、中心部の見どころまではトロッコ列車に乗って走って行きます。
遊園地のアトラクションみたいで楽しい!
鍾乳洞の近くにはお土産屋さんもたくさんあって、
そこで蜂蜜の小瓶などを購入。
ちなみに、ポストイナ鍾乳洞では洞窟に棲むホライモリという生き物を
やたらと推しているらしく、縫いぐるみなどのグッズが揃っていました。




それから再びクロアチアに入国して、その晩はなかなかレトロなホテルに泊まりました。
久々の安眠・・・。つづく。

クロアチア・スロベニアの旅1


だいぶ時間が経ちましたが、去年行ったクロアチアスロベニア旅行について
書こうと思います。



行きの飛行機では、隣の席のインド人ぽい男性に圧迫され、
まったく安眠できずという厳しい状態でしたが、無事に首都ザグレブ到着。
そのまま急ぎ足で、修復中の聖母被昇天大聖堂や、
屋根の紋章が特徴的な聖マルコ教会のある旧市街を見て回りました。



カフェでクレームシュニッタという名物のケーキ(パイ生地の間にたっぷりの
カスタードクリームを挟んだもの)を食べたつもりだったけど、
クリームが白かったからまた別の物だったのかも・・・?おいしかったけど。




その後隣国スロベニアに移動し、首都リュブリャナをちょこっと観光してから夕食。
夜の三本橋は綺麗でした・・・!
やっとゆっくり眠れるーーと着いたホテルでは、
隣の部屋から飲み会(?)にぎやかな音がだだ漏れで、
まさかの二日連続厳しい夜となりましたが、疲れのあまり爆睡しました。
つづく。


今年も、山へ


去年に引き続き六甲ミーツアートに行ってきました。
お天気が良くてとても気持ちよかった!
美しい自然の中で、創造力あふれる作品たちに触れてきました。
去年に比べるとクスッと笑えるようなユニークな作品が多かったかも。
家族連れの方もたくさんいて、緑を感じて遊びながら楽しめるのはいいですね〜。
日が傾くとやはりだいぶ寒かったです。
暖かい服装は必須ですね。

抒情とモダンと日だまりと


和歌山県立近代美術館で開催の恩地孝四郎展を見に行きました。
テレビで紹介されていたのを見て、ぜひ行きたい!と思い、
電車でコトコトとプチ旅行してきました。
和歌山城すぐそばにある美術館はかなり大きくて開放的な建物、
黒川紀章氏の設計とのこと。
中にはおしゃれなカフェやショップもあって、長居したくなる感じです。



展示は初期の大正モダンな版画からはじまり、
いろんな表現の木版を見ることができますが、
その頃から日本最初期といわれる抽象的な表現をしてることに驚きました。
どれも今見ても鮮烈で、でもどこか優しさやあたたかみもあって、
なつかしいような不思議な感じがしました。


他にも展示は装丁・ドローイング・油彩など本当に多種多彩で、
作家のさまざまな面を見ることができました。
特に、晩年の抽象的な創作版画の作品の数々は圧巻でした。
画面にそれほど強い色や複雑な形があるわけではないのに、
心をぐっとつかまれるような感覚は何なのか。。。
みずみずしい色や形は時代や言葉を越えていて、
海外に多くの作品が所有されているというのも納得です。


予想以上に見ごたえがあり、和歌山城に立ち寄る時間もなく、
ずっしり重い図録を抱えて再び電車でコトコト・・。
天気のいい5月の一日でした。