ロールキャベツ
冬の恒例、ロールキャベツを作りました。
手本は洋食屋EDOYAのものです。
下拵えしてから食べられるまで数時間掛かる大作です。しかし自分で言うのも何ですが、美味しいのですからやめられません。
これを作って以来、外でロールキャベツを食べる気が失せました。
■ロールキャベツの材料(10個分)
キャベツ大1個、逢引肉700g、玉ねぎ大1個、卵2個、パン粉1カップ、パルミジャーノ粉小さじ2、ナツメグパウダー少々、赤ワイン30cc、トマトケチャップ大さじ2、塩小さじ1強、黒胡椒、砂糖少々
■煮込み用スープの材料
トマトケチャップ100cc、トマトジュース1/3カップ、ローリエ1枚、タイム少々、白ワイン1/4カップ、ベーコン10枚、玉ねぎ大1個、にんじん1/2本、セロリ1本、にんにく4片、オリーブ油適量、塩少々、黒胡椒少々
■キャベツの下準備をしましょう♪
- キャベツの芯をペティナイフで抜きます。深めに切り込み、ぐるりと1周して、すぽっと抜きましょう。
- 深さのある鍋でお湯を沸騰させ、塩大さじ1(材料外)を入れます。キャベツは芯の穴を上にして、浮かないように菜ばしなどで押さえます。
- キャベツの葉が透明になりつつあったら、外側から1枚ずつ剥がしてボウルに入れます。
- 剥がした葉を盛ったボウルは流水で冷します。ここで葉が柔らかくなります。茹ですぎないようにしましょう。
■タネを作りましょう♪
- 玉ねぎはごく細かい微塵切りにします。
- 微塵切りにした玉ねぎをボウルに入れ、卵を割り入れます。塩、黒胡椒、パルミジャーノ、ナツメグ、赤ワイン、砂糖少々、ケチャップを入れて軽く混ぜ合わせます。
- 挽肉を入れ、満遍なく混ぜ合わせます。手で握り潰すような感じで混ぜましょう。
- パン粉(EDOYAでは生パン粉を使っているようです)を入れ、さっと混ぜ合わせます。
■キャベツを巻きましょう♪
- キャベツの葉の軸の部分を削ぎ落とします。
- 外側になる大きな葉を置き、その上に内側に来る小さめの葉を大きな葉の真ん中に置きます。勿体無いので削ぎ落とした軸も置いてしまいます。
- タネを手に取り、俵型にまとめ、キャベツの葉の真ん中よりやや手前に置きます。
- 葉を手前から向こうにひと巻きします。
- 右側を内側に折り込んでから、また向こう側へぐるぐると巻きます。
- 残った左側を内側に押し込み、全体の形を軽く整えます。
■鍋に並べましょう♪
- 厚手の鍋にロールキャベツをぎっしり敷き詰めます。
- ひたひたになる程度に水を入れ、スープの素を入れます(本当は鶏がらスープらしいです)。
- ケチャップ、トマトジュース、塩、黒胡椒、ローリエ、タイム、白ワインを入れ、強火で熱します。
- 煮立ったら弱火でコトコトさせましょう。
■スープの具を用意しましょう♪
- ベーコンは繊維に対して垂直に細めの千切りにします。
- 玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくはごく細かい微塵切りにします。
- 熱したフライパンか中華鍋にオリーブ油を入れ、切った材料を入れて炒めます。途中から中火にして、塩を入れ、10分くらいはしっかり炒めます。焦げないようにオリーブ油を足すと良いでしょう。
- 火に掛けていた煮込み鍋に入れます。ロールキャベツの上に敷き、丁度蓋になるようにします。
- 落し蓋をして、コトコトを3時間は煮込みます。
・・・ふう (; ̄0 ̄)=З
野菜を超細かい微塵切りにするのに一苦労です。
ましてや、普段は映画を観ても全く涙を流さない私も、玉ねぎを切る時だけは涙腺を刺激されるので、非常にやっかいです。
ですがこの細かい微塵切りのお陰で、舌触り滑らかなロールキャベツが出来上がるのです。
かな〜り手間が掛かりますし、1人で作ると煮込み終わるまで数時間は掛かる料理ですが、お時間があるときに是非お薦めしたい逸品です。