days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ディナー@あざみ野うかい亭


ここに来るのは開店当初の3年半前以来です。
横浜店には以前は年に1-2回行っていたんですが。
先週土曜日はとうふ屋うかいに行ったのだから、同じグループのお店に2週連続して行った事になりますね。
ともあれ、個性的な店構えとサーヴィス、それに料理を楽しみましょう。


金曜は定時でさっさか退社、職場の先輩達と向かいます。
火曜日に電話して予約したのに取れたのは意外…と思いきや、個室は全て予約済みでカウンターのみ取れました。
さすがうかい亭。
侮れません。


さて我ら3人で頼んだのは、うかい牛ステーキコース(14,700円)。
食前酒はめいめいで好きなものを飲みました。


まずは前菜のアオリイカのマリネ。

写真では見えませんが、イカのムースが包まれています。
シャキシャキした野菜とイカの歯応えを楽しめます。
それに比べるとムースは存在主張が弱かったかな。
ムースだけ箸で食べたら不思議な味で、美味しかったのですが。


カルパッチョ

お皿の周りにあるのはマスタード
これを付けて食べます。
いやぁ、これは美味しい。
今まで食べた牛カルパッチョの中で、1番かも。
こりゃ赤ワインが進みますとも、えぇ。


パリソワール

ジャガイモのポタージュ、底にはジェリーが。
ここのお店のポタージュには目が無いんです。
何が出てもとても美味しい。
今回は冷たいポタージュでしたが、極めて美味。
もっと飲みたいなぁ。


ここからは担当のシェフが目の前で焼いてくれます。
本日は青木さんとおっしゃいました。
お喋りしながら調理してくれるのも、うかい亭ならではですよね。


アスパラガスの蒸し焼きと黒オリーヴのペースト。

太いのに、甘味があって柔らかい。
食べると思わず笑みがこぼれます。
目の前で蒸し焼きにしれくれ、ナイフ(鹿の角の柄)でさっと切ってくれました。
包丁は余り切れないようにしているとか。
切れ過ぎると鉄板に溝が付くからだそうです。
では何故さっと切れるかと言うと、繊維の流れを利用しているのだとか。
うーん、プロの技ですねぇ。


うかい牛のステーキ(1人160g)。

左がフィレ、右がサーロインです。
今日のは群馬産だそうです。
両方焼いてくれるので、味や歯応えの違いを楽しめます。
ミディアムレアでお願いしました。
見事な手際で料理をしてくれます。
まずはニンニクを炒めます。
当然、青森県田子町のもの。
ひょっとしたら、母方の祖父母が作ったものが入っているかも、等と考えるのも楽しい。
最初の修行時代は、ジャガイモを薄切りにしてニンニクを炒める練習をするのだとか。
それって、ポテトチップですね(笑)。
田子ニンニクは高いですから、さすがに練習では使わないようです。

で、最初に焼いてくれたサーロインでパチリ撮影。
お皿左上から時計回りに、田子ニンニク、タマネギ薄切り、ワサビ、黒胡椒&塩。
右の小皿は上から醤油、ポン酢。
どれを付けても美味!
事前に切り落とした牛脂は別に焼きます。

相当に焼いてくれたので、脂臭くありません。
生野菜と一緒に、または出されたワサビの葉と一緒に頂きます。
うかい亭はこれですよねぇ。


最後はガーリックライスとミョウガの味噌汁で締めます。

超微塵切りにしたニンニクを丁寧に炒めます。
気を付けないとあっという間に焦げてしまいそう。
ガーリックライスは炊きたてのご飯が良いので、30分置きに炊くのだとか。
少な目の醤油の焦げで味と香りを付けてあって、とても美味しい。
数年振りのうかい亭料理を堪能しました。


さて現在、平日限定のスウィーツフェアだったのです。
ランチタイムか昼間のおやつタイムだけだろうね、きっと…などと思っていたので、あり付けるとはありがたや、ありがたや。
こんな風に並んでいました。


欲望に屈して、コーヒーも含めて散々おかわりをしましたとも。


で、肝心の味なのですが…超美味しい!
スポンジ系はふわふわ。
口の中に入れると溶けるかのよう。
どれも適度に甘く、上品な味わい。
これだけのスイーツが食べ放題とは嬉しい悲鳴が上がります。
銀座うかい亭常連のTSさんによると、銀座店も同様のサーヴィスがあるとのこと。
今は系列店で同じようなことをしているのかも知れませんね。


本当はまだまだ食べたかったのですが、おしゃべりが盛り上がっている間に閉店近くに。
というか、我々が最後の客だった模様です。


18時半から23時過ぎまで、散々飲み食いおしゃべりで大層楽しかったです。
楽しい時間と空間を美味しく頂きました。