主に天嘉-伍-

Imamu2006-12-26

昭和81年12月25日のにっき(1)

きょうわ、返り血のシャワーを浴びたサンタクロースに
デンジャークルー(DANGER CRUE)という、いんでぃーずれーべるのライブイベントに
つれていってもらいました。


まちあわせのとちゅう、でんしゃでカップル(ヘテロ)が、なにやら揉めていました。
ボクはコドモだから、オトナのコトはよくわからないのだけど、はなしをきいたかんじでは
単純なレベルでは古典的なジェンダー秩序は揺らぎもしくは多様化しているのに
「愛情の証明」のための行動のレベルでは、古典的なジェンダーイデオロギーと結びつきがちである
という、この<ねじれ>がカップルが揉めている原因の一端にあるのではないか
とおもいました。

どういう美少年がよいのかという独白

「オレに着いて来い」的なカッコイイ奴より
ナヨナヨして優柔不断なタイプの美少年の方がグッと来る。
若しくは「生きてることも死ぬこともどうでもいい」って気取ってる美少年も高得点。


今、放映中のアニメのなかで割と好きなんは
金色のコルダだといつも眠そうにしてる志水桂一くんとか
ヤマトナデシコ七変化だと背の低さくて女顔の遠山雪之丞くんとか
いかにもな<男性原理>を前面に押し出す輩は
たとえどんなにお顔が美しくとも、興ざめしてしまう瞬間がある。

ある腐女子さまとの会話編「ナヨナヨかマッチョか」

ただ、難しいのはパフォーマンスとして・ライブコントロールとして
観客を煽るために、空気を引っ張らなければいけない時がある。
そういうときは、やらなきゃしょうがない。
また、物語を進める駆動力としては
マッチョな「オレに着いて来い」タイプの方がスムーズにいくだろう。
私が「ナヨナヨな美少年の方が良い」って話をしたら
ある腐女子様に「でも<お話>としては停滞しちゃうからなぁ」って言われた。



一言感想:12月25日の日記(2)

セットリストの順番ではなく主観的再構成をしています。
・ken:オープニングアクト・tetsu:ァィドルみたいな扱い・杉本善徳:PVが面白い
・BUG:ギターとkyoさん・BLAZE:80年代HR/HMを思い出す・Velvet Spider:80年代HR/HMを思い出す
ラヴィアンローズ:良い人柄

咲く、ヘドバン、ヲタ芸

ギルガメッシュ:初見。デス声で押すのね
・176BIZ:初見。ボーカルの人のメガネかわいい。聞かせるタイプの楽曲なのね。
・シド
「御手紙」は割と好きな曲だから聴けてよかった。お決まりの「Sweet?」
「空の便箋、空への手紙」をやるとは。マオ様がメンバーに抱きつくと会場が黄色い声一色になるw




アイドルコンサート等において(特に声優アイドル系やハロプロ系)
曲に合わせて変な踊りをする「ヲタ芸」と総称される行動があるが
アレと、上記のバンドで特に多く観察された「咲く」という行為は
何だか似てるような感じがする。いやそうでもないかもしれない。
後、正式名称が解らないが、片手ずつ左右に振りながら交互に上げる踊りというか手の振り。


ただ、「ヲタ芸」の場合はどちらかといえば
マスゲーム的な「揃っている美しさ」を感じるのに対して
「咲く」などの場合は「個々で楽しんでるのが結果的に揃ってる」ように感じる。
これはあくまでも主観的な感覚でしかないけど。


また「ヲタ芸」をやる人は他者(対象アイドル)への外見等の批評眼は鋭いのだが
その眼力を自分の格好に向けることはあまりしないように見受けられる。(もちろん人による)
だが「咲く」人たちは基本的にその批評眼を自分の格好にも向けて
きちんとドレスアップしてくるので、端から見てる人間としては・・・・・・・

四行感想:12月25日の日記(3)

・ROACH
初見でしたが、びっくりした。いいバンドじゃないですか。おかげで目が覚めた。
「静と動」を上手く使い分けていてかっこいい。エフェクターの使い所など最高。
ハードコア系のバンドでありがちな「動のみ」の曲と「静のみ」の曲の2パターン
で面白みに欠けるという残念なことにならずに、綺麗に構成されてて良かった。


Lion Heads
SOPHIAのキーボードの方がゲスト出演。とりあえず、sakura-----------!!!!!!!
sakuraはドラムではなくギターだった。もちろん、専門職のギターの人ではないが
テクニック云々のことよりも音の使い方のセンスが素晴らしい。
途中でキーボードめちゃくちゃに叩き出すしw sakura---------------------!!!!!!!!!!!!!!


Creature Creature
Morrieさんのボーカルはあまりの迫力に鳥肌が立つ。灰色の廃墟で生まれた背徳の天使だよ。
多分ギター:Minoru(ex.THE MAD CAPSULE MARKETS))HIRO(La'cryma Christi)
多分ベース:HITOKI(ex.黒夢)
これは確実ドラム:真矢(ex.LUNA SEA)←真矢さんの風貌は遠くからでも解るw


そして、後にこのドラムが伏線であったことに気がつくのであった。

本編のラストの方は最高だった:12月25日の日記(4)

S.O.A.P.(SONS OF ALL PUSSYS)
kenのギターソロで失神しそうになる。sakuraのドラムで失禁しそうになる。
ウリボーが回る回る。折れる折れる。


・ムック
レイブサーカス(ワクワク)→極彩(ウギャーーー)→蘭鋳(ウギャーーーーーーー)
25時の憂鬱(ちょっ、演奏が素敵)→謡声(わーい)→優しい歌(う〜ん、、、)
隣の人に軽く迷惑をかけてたと思う。ぶつかってすいません。

本編後、選曲にやられた1:12月25日の日記(5)

色んなバンドがシャッフルする恒例のアレ。メンバーは定かではない。間違ってる可能性大。

・ヴォーカル:kyo(BUGというかex.D'ERLANGER→DIE IN CRIES)
ギター:Velvetの人。ムックのミヤさん、ベース:シドの明希様、ドラム:sakuraだーーーーーー
何の曲やったんだっけ?


・ヴォーカル:達瑯(ムック)後はちゃんと覚えてない。
多分、杉本善徳ギターEinベースゆうやドラムと他にもいた気がする。いない気もする。


選曲がすごい。まずはイエモンTHE YELLOW MONKEY)のJAM。おぉー。懐かしい。
そしてお次。「デンジャーでこんな曲やるの?っていうような曲やります」と散々言った末に
「俺らの時代のラストと言えばこの曲なんだよね。」
「今日はみんなの顔覚えて帰るからな!!!かかってこーい!!!!!」


カンカンカンカン、ジャーァ、ジャッ


ルナシーキタよこれ。LUNA SEAの「WISH」だよこれ。
まさか、まさか、コレはやばいって。さっきまでいた真矢さんにドラムを叩かせなさいよ。コレコレ

世代の差。すでにルナシーの世代ではない

しかし、若い方々の中では知らない人もチラホラいたみたい。
でも、好きか嫌いかは別にして、今のヴィジュアル系バンドの中にも
ルナシーの影響が垣間見えるバンドとかが多いと思う。廻る、廻るよ時代は廻る。

本編後、選曲にやられた2:12月25日の日記(6)

ヴォーカル:マオにゃん(シド)、ドラム:ken(L’Arc〜en〜Ciel)、ベース:YUKKE(ムック)
後は覚えてない。多分ギターに176BIZとギルガメの人とシドのしんぢがいたような?


何をするかと思いきや。イントロの時点で会場がざわめき始めました。
ラルクの「虹」だった。ベースだけ安定してたw(輸血のベース最高です)


うわーー。マオさんは本当にラルク好きなんだね。「高校のときにこの曲やった」とか言ってた。
それを武道館でやっちゃうって面白い。しかも本人たちがいる前でね。
まぁ会場の半数以上はラルクファンだろうし、これは賛否両論分かれちゃうのか。

本編後、奇跡が起こる:12月25日の日記(7)

ドラム:sakura(ex.L’Arc〜en〜Ciel→〜→S.O.A.P.)、ギター:しんぢ(シド)、ベース:YUKKE(ムック)
ヴォーカル:hyde ←ギャーーーーーーーーーーー


だけど、これだけじゃなかった。「I'm so happy」なんて曲やりだしちゃうんだもん。
ほぼ10年前に出したシングル「風にきえないで」のカップリング曲。
しかも、ドラムがsakuraて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
hydeが歌ってsakuraがドラム叩いてるって!!!!!!!!!!!!!!!泣きそうになった
風にきえないで
最後
ドラム:sakura ギター:hyde.ムックのミヤ,シドのしんぢ
ベース:社長 ヴォーカル:kyo,ムックの達瑯,シドのマオにゃん
後、シドのゆうやがサンタの格好でメンバーに水を配っていた。そして踊っていた。
曲はモトリークルー「Looks That Kill」


メンバーの年功序列的な振る舞いが面白かった。
90年代のヴィジュアル系ブーム以前からの人間と
高校のときにラルクをコピーしたような世代の人間が
一緒にやってるってなんか面白いよ。

昭和81年12月25日のにっき(8)

サンタさんのおひげをひっぱると、セカイの時間が緊急停止するらしい。
セカイが停止している間に、サンタはどれだけの血を衣装に染み込ませているのだろうか

公式サイト・画像元

http://www.maverick-dci.com/danger5/
L’Arc~en~Ciel「風にきえないで」