やっぱり書かねばなるまい。

今日は恒例のメンヘル系疾患の方の定期検診。
今までは2週間に1度の通院が来月から1ヶ月に1度になる。
主治医の話では「通勤していると2週間おきは大変だから」ということだったが、そういう理由なの?っていうかヲイラの病状は順調に回復はしていると見て良いのだろうか?
それならばある意味嬉しいことではあるが、さて、世の中は自分の思い通りにいかないのが常であってこのままゆっくりながらも回復していくのだろうか。
なんか自分では回復している感じがいまいちつかめないんだよねぇ。
まぁ、その辺のことも気になるので今色々動こうと画策しているんだが。

が。

今日のヲイラは昨日のサンクリの失敗の件で頭がいっぱいでなんだかもうとりあえず本能と条件反射で動いてたって感じ。もう鬱一直線だった。
何がそこまでそうさせたのか?
ぶっちゃけよくあるネタのレベルなのだが、やはり書いておかねばなるまい。
男には笑われるとわかっていても書かねばならない時があるのだ。

あえて昨日のことを話そう。

そして話は昨日にさかのぼる。
昨日は毎度毎度書いていた通りサンクリ33。
眠い目をこすりこすりつつも会社に行くより早く起きることに成功したヲイラは予定通り8:00少し前に現地到着。
一昨日も書いたが、今回の巡回ルートはA23ホール→Dホール→Bホールという、ホールだけで言えばある意味「地獄巡り」にも近い巡回ルート。そういう点では予定通りの時刻に現着したのは良かったと言える。
そもそも大概最近は創作系のあるBホールからダイブすることの多いヲイラがなぜ今回に限ってはA23ホールからダイブすることになったかというと、なぜか今回はここにいつも買ってるサークルさん、特に「なのは」系でいつも買っているサークルさんが集中していたからである。
特に本命はとあるサークルさんとお隣のサークルさん。
問題は片方のサークルさんで、ここのサークルさんは夏になのは本を2種類同時に発行したのだ。
で、片方は店売りしていたこともあり速攻で購入を果たしたのだが、もう片方の本はイベント限定売りらしく、イベントに行かないと本が買えなかったのである。
で、前日にサークルさんのページを見たら「既刊も持っていきます」と書いてあったので、「もうないかもしれないけどとにかく行くだけ行ってみるか。なきゃないで仕方ないよな。ただ、あったにしても数は少ないだろうなぁ」と思い、これがある意味A23ホールからのダイブの決め手になったのである。
そして開場。入口からいきなり一方通行の規制で予定は狂ったものの、速攻で底のサークルさんのスペースに到着。本があるかどうかチェックしてみる。

欲しかった本が
あるよ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

これは僥倖中の僥倖。が、ここで舞い上がったのが全ての失敗だった。
早速ヲイラはサンクリの新刊と、欲しかった本(のつもり)を購入し、ホクホク顔でスペースを後にした。
その後はチェックリストに沿ってサークルを一回り。今回はチェックしていたサークルさんが少なかったこともあったせいか、Dホールも割とすんなり買い物が出来たし、Bホールは相変わらずのまったりモードで問題なし。ほぼ9割以上はチェックしていたところは買えた感じ。変わったところでは「国際郵便が届かないので本が落ちた」というサークルさんがあったが(苦笑)。まぁ、国内でもお仕事しているとはいえ、本は地元(台湾だっけかな?)で印刷したらしく、どうもその辺のトラブルで本が届かなかったらしい。「今度のコスカには出しますから」とは行っていたがコスカは11月の三連休最終日だからなぁ・・・うーむ。
というか、今回は「次は11月のコスカに出ます」というサークルさんが結構いたなぁ。ヲイラがそういうところばかり回っていたとは思わないのだが、なんかやたらに目についた気が。やはり10月とはいえいきなりどアタマはスケジュール的に堂だったんだろうかと。かつてのレヴォと同様、10月の中旬にスケジュールがとれていた方が良かったんではないかなぁ、といっても世の中色々都合があるから仕方がない。
で、この時点で惜しかったかなぁというのはまぁ、べっかんこうさんとこの本がなのは本だと聞いて「うーむ、あそこはわりとハケが良いし今回はチェックしていたサークルさんも少なかったからダイブしても良かったか?」と思ったくらいで、基本的には思った通りの本が買えた(と思っていた)のでまぁしょうがないよね、くらいの感じであった。
で、後は今回はA23ホールからダイブしたこともあったせいか思いがけず買うことが出来た、サンクリ30で「どこのサークルよりも完売が早かった」という伝説が残った(笑)「サンクリ弁当」を食した後はちょこっと各ホールをふらりと探索して(実はここが最後のチャンスだったのだが、一度行ったサークルさんはよほどなじみでない限り何度も行かないものだ)、外に出たら雨粒が落ちていた。
昨日の天気予報では「曇り」ということになっていて、降水確率も低めだったのだが、出発しようと自宅のドアを空けた瞬間、「あ、これは雨もあり得るなぁ」という空模様だったので雨対策(とりあえず本を濡らさないためのビニール袋)を用意していたので、買った本をビニール袋にしまってさらに紙袋にいれてそれを手提げのビニール袋に包んで雨対策は万全。こうして(その時点では)「今回は満足度の高いイベントだったなぁ」と思いつつ会場を後にし、秋葉原へ向かったのである。

そして恒例のアレ。

そしてサンクリの後にアキバに出る時はいつも使う丸ノ内線で池袋から淡路町に出て、少々てくてく歩いてアキバへ到着。
もちろんアキバに向かったのには理由があって、理由といっても買う物があったからな訳だが(笑)、では恒例のアレ。今回は少ないよ。

ブラクラ」に関してはヤマギワアニメ館で予約引き取り、その他はK-BOOKS秋葉原新館で購入。あと、エフ商会でRVR-RAMの10枚入りパックを2つほど。
K-BOOKS秋葉原新館とは珍しいな」と思ったかもしれないがこれには理由があって、一つは雨でさっさと屋根があってすぐ本が買える店に行きたかったこと。
もう一つはさっき「惜しかったな」と思ったぺっかんこうさんの本がもう売りに出てるんじゃないか、と考えたという理由である(笑)
で、新館の方で買う物を買って古本コーナーの方に行ったら。

ホントにもう売りに出てやんの。

思わず笑いそうになったが、今回は予算も余ったし、狂ったように値段も高くなかったので速攻で購入。これで「おお、まさかとは思ったが本当に手に入るとは(笑)」と一段と満足度が上がったのであった。ここまでは。

そして暗転。

そして雨に降られながらも自宅に帰宅。ここから悲劇が始まる。
もちろん本は雨対策で問題なし。
悲劇は買った本を読みながらチェックしていた時に起きた。
上の方に書いた、「今まで買えなかった本が買えて満足していた」サークルさんの本をぱらりとめくった瞬間、妙な違和感を感じたのである。
「あれ?これ見た事あるコマだけど・・・」
もしやと思い手元にある、既に店売りで買っていた本と今日買った本を比べてみた。

同じ本だ━━━━(;゚Д゚)━━━━ !!!!!

そう、ヲイラが「これが欲しくて買えて良かった」と思っていた本は、実は既にヲイラが店売りで買っていた本と同じだったのである。
ちなみに「実際に買うべき本」がなかった訳ではない。スペースに行った時にはちゃんとあったのを確認しているから。
要するにスペースで本を見つけて舞い上がってしまったヲイラは、表紙も簡単な間違い探しのような違いしかなかったこともあって「実際に買うべき本」と勘違いして同じ本を買ってしまったのだorz
一世一代の勘違いである。
これが発覚してから、それまでの浮かれ気分はどこへやら、一気に気分は鬱状態へと暗転し、買った本のチェックもやめてふて寝してしまった。
そして、その鬱気分は今日になっても続いている。明日からは仕事だというのにどうすんだヲイラ。
これがまぁ、本命でなければ「うわ失敗したー(苦笑)」で終わりだったのだろうが、今回サンクリに参加した理由の一つがこれだっただけにショックはでかい。
一応作者さんのサイトに「勘違いして本買っちゃったんだけど(本来買うべき方を)入手できる方法はない?」とメールを出し、また、冬の全国大会前のオンリーイベントに参加の予定がある、との記述がサイトにあったのでもう一度チャンスはあるのだが、サンクリで完売していたらそのもくろみも全てパーである。
目の前にあることを確認していながらやってしまった勘違い。
きちんと売り子さんに確認していれば。
どうせなら2冊同時に買っていれば(普段だったらこれをやっていただろう)。
後悔の念は尽きない。

後はどういう形にせよ作者さんからのリアクションを待つだけである。
なんとか、なんとかチャンスがありますように・・・って最近この手のパターンでチャンスがあったことないんだよねぇ。まぁ、諦めきれないのは事実だけど後は祈ってみますかね。

そんなわけで。

明日からは仕事な訳なんだけど。
仕事ちゃんとできるかねぇ・・・一応冷静になれ冷静になれとずっと思い続けてはいるんだけど。

ああ、ホントにやっちまったなぁ・・・orz

やけっぱちの追記(苦笑):

せっかくなので昼飯に食した「さんくり弁当」について書いてみる。

これがさんくり弁当の引換券。今回の完売は13:00過ぎだったみたい。

さんくり弁当の包み紙。デザインは前回と同じ。
イラストは最近カタログの注意マンガ「オプー」を書いている珠月まやさん。
ヲイラもいつもスペースにお伺いしてます。

で、これが「さんくり弁当」の中身。
ご飯にクリームコロッケ、そしてBROCCOLI(あえて英文にしてあるところがサンクリの歴史を感じさせるなぁと(笑))のホワイトクリーム和え。
味に関しては包み紙の謳い文句じゃないけどホントに美味かったです。はい。

ショックだったのでさらに追記:

コミケ代表の「米やん」こと米沢嘉博氏が昨日、肺ガンで逝去されたとのこと。
享年53歳。50歳で旅だったイワエモンといい、米やんといいどうしてそんなにも生き急いでしまうのか。あまりに、あまりに早過ぎる。特に米やんは「代表」という肩書きだけでなく「コミケ」というものを体現していた人でもあり、「コミケの象徴」ともいえる存在であっただけにその衝撃は計り知れない。
コミケの今後に関しては氏の逝去前日に副代表のトロイカ体制で運営していくということが発表されたことから、ある意味「一番米沢氏の理念や思いを知っている人たち」であろう人物達が後を継ぐということで米沢氏の逝去がいきなりコミケを大きく変えていくことはないだろうけれど、裏を返せばしばらくの間はこのトロイカ体制が自分たちの「コミケというもののあり方」を作り上げていくまではコミケは停滞期に入る可能性が高いとも言える。「自分たちのコミケ」を作り上げるまでは米沢氏が「コミックマーケット」というイベントを創設してから31年間、連綿として作り上げてきたコミケの「今まで」と「これから」をもう一度紐解き、検証し、考え、そして再構築する必要があるからだ。一朝一夕にはいかない大きな課題である。
これまでコミケは規模が大きくなるにつれて色々な波に晒されてきた。ヲイラがコミケに初参加してから思いつくだけでもかの人物が参加していたことが知られたいたいわゆる「宮崎事件」や幕張メッセを追われたきっかけになった「わいせつ図書事件」、ある意味「コミケ」というものの異常な側面を世間が知るきっかけになり、定期的に会場に井上陽水の「夢の中へ」が流れるきっかけにもなった「発火事件」。その他ポジティブにせよネガティブにせよかぶった波は数え切れない。それを周りの支援はあったにせよ「いつ終わりを迎えてもおかしくない」タイトロープな状況をその影響力で引き留め続け、新しい形のコミケを模索し続けたのは紛れもなく米沢氏の力が大きく働いていたと思う。今後のトロイカ体制に米沢氏並みのカリスマ性はなくとも今後もかぶるであろう数多の波に対して敢然と立ち向かっていくことが出来るだろうか。そしてコミケを守り、新たに変えていくことができるだろうか。不安を挙げたら数限りないが今はトロイカ体制の新代表3人にそれを託していくしかない。ただの一参加者でしかあり得ない(しかもサークルじゃなくて一般参加者)であるヲイラとしては今は米沢氏の冥福と今後のコミケの安寧をただひたすら祈るのみである。

改めて。
米沢嘉博氏のご冥福をお祈りします。
彼の地より岩田氏と今後のコミケを見続けて下さい。そして守って下さい。
あなた方が築いた大切なコミケという「場」を。それに集う人々を。お願いします。