赤ひげ 2

朝のウォーキング時、スマホで聴いている朗読小説「赤ひげ」も第6話《鶯ばか》に入った。

一家心中を図った長男長次が生死の淵を瀕している時、井戸の中に首を突っ込み生死をさまよっている人の名を呼べば呼び戻せる事が出来る言ういい伝えを信じて、長屋のおかみさん達が必死で井戸の中に向かって長次の名を呼ぶシーン。

そんな中 長次を演じた頭師佳孝が静かに息をひきとっていくシーン。

一家心中を図った母親が「なぜ死なせてくれなかったのか」と訴えるシーン等々

映画の名場面が次から次へと脳裏に浮かんできた。

それにしてもこの「赤ひげ」を朗読している前進座の歌舞伎俳優「嵐 圭史」と言う語りべは、正に真に迫った朗読を聴かせてくれている。

今晩はハイキング仲間との月例一杯会が行われる事から、今から出掛けます。