犬にやっても孫にはビタ一文やらん
今月20日に心不全のため87歳で死去した米富豪レオナ・ヘルムズリーさんが、遺言で愛犬のメスのマルチーズ「トラブル」に1200万ドル(約13億9000万円)を残していたことが29日、分かった。ヘルムズリーさんは一方で、「理由は分かっているはず」として、4人の孫のうち2人には一切遺産を残さなかった。
ちょっ、孫なにしでかしたの?!
【追記】
孫2人に500万ドルずつ、残り2人はプライスレス。犬に遺産を遺したというより、犬を口実とした基金を遺したようです。しかし犬の世話人が一番取り分多いってどうよ。
ヘルムズリーさんは、4人の孫のうち2人に対し、自分たちの父親の墓参りを毎年1回はするとの条件でそれぞれ500万ドルを贈ったが、ほかの2人には「彼らも知っている理由により」1セントも残さないとした。数十億ドル相当とされる屋敷や遺品などは売却し、慈善活動用の信託基金にするという。
「トラブル」の取り分も信託基金とし、世話人として親族のローゼンタール氏を指名、同氏には1000万ドルを残した。
産科テロ
横浜市南区の横浜市大センター病院で05年に受け入れた飛び込み出産は7件だったが、06年は一挙に16件に増えた。
「以前は年に数件だったが、最近は月に数件のペースでやってくる。病院にとっては経済的なリスクも高い(中略)」と横浜市大センター病院の高橋恒男医師。
県立こども医療センターによると、1〜4月に来た飛び込み出産の妊婦8人のうち、出産費用を払ったのはわずか2人しかいなかった。なかには生まれた赤ちゃんをおいていってしまった女性もいたという。
「出産の予約をとろうと思って何軒も病院に電話をしたが見つからなかった」「妊娠に気づかなかった」「第1子も飛び込みで産んだので」という妊婦もいたという。
昨日の奈良妊婦流産の報道を受けて、にわかに産科崩壊が再注目を集めてます。今朝のワイドショーをザッと見たところ「たらい回し」や「病院の責任」という言葉が飛び交ってました。そういう物事の本質と離れたところで視聴者の不安を煽るのは止めていただきたい。
今回痛ましくも流産された女性は、妊娠期間が20週〜7ヶ月と情報が混乱しているものの、流産歴がありながらかかりつけ医がいなかったことが判明してます。水に落ちた犬を叩くような真似はしたくないのですが、一体なにをしたかったんでしょうか、この女性は。当人に自覚がゼロでも、これはもう産科テロと呼びたい。
【追記】
あぁ俺が見たのも「とくダネ!」だ。あの医療ジャーナリストはひどいと思ったが、伊藤隼也というのか。覚えておこう。これで奈良県立医大の産科が潰れたらフジテレビと伊藤隼也を呪えば間違いないな。
ttp://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/89_c940.html
天漢日乗: 「マスコミたらい回し」とは?(その90)奈良高槻妊婦搬送問題 フジ「とくダネ!」 「たらい回し」と放映中→奈良県産科の砦・奈良県立医大産科を潰す気か?