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まだまだペンキぬりたて

2016-08-29

[][]俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

ストーリー
ライトノベル作家を目指して投稿を続けるもいつも一次選考落ちの高校生・永見祐。
ある日、完璧優等生の中学三年生の妹・涼花から、妹の書いた小説がライトノベル大賞を受賞してしまったと打ち明けられる。
学校の規則や親との兼ね合いで作家デビューできない妹の代わりに、お兄ちゃんが代理人になってくれないかと頼まれるのだが……。



隠れブラコンの妹が書いた妹萌えラノベが小説大賞を受賞! 正体を隠したい妹の代わりにお兄ちゃんが影武者作家となる兄妹ラブコメディ。
いやあ、面白かったです。今までちょっと疎遠気味だったけれど実は超絶ブラコンという妹がとにかく魅力的でしたね!
主人公の方は兄として色々と情けない部分もあったけれど、最後に正直になったから許してやろう(笑)。


主人公・祐はラノベ作家を目指す高校一年生。彼が一次落ちしたライトノベル大賞の大賞作に選ばれたのは、なんと実の妹の作品だった!
普段は別にラノベに興味を示すようなこともない真面目な妹・涼花。そして彼女が書いたラノベの内容は、よりによって兄と妹のイチャイチャラブコメだったりするのでした。
うーん、いいですね。とある過去がきっかけで疎遠になった兄と妹。それが作家の正体という秘密の共有で一気に距離を縮めていく。
表面上は普通の妹を装っているけれど、実際は超のつくブラコンという涼花が実に可愛いです。大賞を取った小説も彼女が密かに書き溜めていたお兄ちゃんとの妄想ノートが元ネタだというんだから筋金入りの変態ですね! その辺の小説投稿者とは小説に込める愛の重さが違うぜ……。


妹の書いたラノベの圧倒的面白さに引け目を感じつつ、涼花の影武者になることを了承した祐。
これでお兄ちゃんとまた一緒に過ごす時間が増える! なんて涼花が喜んだのも束の間、担当編集に同じ高校生作家、イラストレーターと、祐の周りには次々に美少女(そして巨乳)たちが集まってきたりするわけです。すごい! ラノベ作家ってなんて夢のある職業なんだろう!(キラキラした眼差し)
中でも先輩作家でありながら祐の(つまり涼花の)作品の大ファンだという暴走ストーカー少女・舞などは、かなり魅力的なヒロインだったと思います。
しかし、やっぱりそのさらに上を行くのが妹・涼花。取材にかこつけて兄をデートに連れ出すなんてなんとも可愛いじゃないですか。パンチラの概念を知るために兄の前であらゆるパンチラを披露するっていうのはぶっちゃけどうなんだと思いますけど! でもありがとうございます!
そんなお兄ちゃん愛には、もちろん祐は気付かない。それどころか、自分より先に作家になった妹に色々と思うところがある様子。
そのためなかなか素直に妹の小説を褒めることができずにいた祐ですが……。しかしどう繕おうと面白いものは面白いわけで、その気持ちを正直に伝えることはやっぱり大切なことです。涼花が誰よりも欲していた読み手は、他でもないお兄ちゃんただ一人なのですから。
さらに火が点いた涼花のお兄ちゃん愛が、次はどのように暴発してしまうのか楽しみで仕方ありません。続きも楽しみにしています。


イラストはぎん太郎さん。涼花の可愛さが存分に出ているイラストで素晴らしかったです。
体育座りパンチラってやっぱり王道ならではの良さがあるんだよな……。


ところで炎竜焔先生のラノベもぜひ読んでみたいんですけど。

2016-08-27

[][]今日から俺はロリのヒモ!

ストーリー
漫画家を志しているもののデビューできずにいる高校生・天堂ハル。
彼はある日、自分の漫画の大ファンだという女の子・二条藤花と出会う。
小学五年生にして投資で自ら稼ぐ大富豪だという彼女は、ハルのパトロンになりたいと申し出てきて……。



デビューできない漫画家の少年が自分のファンの幼女に養ってもらうロリヒモコメディ。
小学五年生の女の子の豪邸に住まわせてもらい、もらった金で平然とゲームをポチり、ソシャゲに課金し、そして漫画は描こうとしないこの主人公、控えめに言ってクソダメ人間だ!
どんなダメヒモ男でも純粋に信じて応援してくれる幼女ってやっぱり最高だぜ。


漫画家を志し、担当編集者までいるものの、未だ漫画家デビューはできていない高校生・ハル。
そんなハルの(pixivの)漫画に惚れ込んだ小学五年生の少女・藤花。
小五にして毎日何億という金を稼ぐ大富豪の藤花たっての願いで、ハルは藤花の家に住み込みで漫画を描かせてもらえることに! そしてここに恐るべき「ロリのヒモ」という存在が爆誕してしまうのでした……。
さて、藤花の突飛すぎるアイディアに速攻で飛びついた時点で薄々と察しがつきましたが、ハルさん、相当のクズであります。
本当に何不自由なく生活ができると知るやいなや、高校中退を即断。藤花が何でも与えてくれるのをよいことに、小五の女子の金を湯水のごとく使って趣味の漫画やゲームをポチりまくり、挙句はお気に入りのメイドに18禁同人誌を爆買いさせるという鬼畜な所業に。
そして何より、そのぐうたら生活に慣れすぎて全く漫画を描こうとしないのだ! 一体誰なんだこのヒモみたいな粗大ゴミ、じゃなかった、粗大ゴミみたいなヒモは……(※主人公です)。


そんなダメヒモ男の生活を彩るのは、藤花をはじめとする小学生女子たち!
どこまでもまっすぐにハルのことを信じる純粋お嬢様・藤花、ちょっと生意気入ってるけれど実は一番常識人なツインテ少女・千鶴、軽めの中二が入った天然系ネコロリっ子・紗奈。
ジャージにスウェットのハルは毎日3人の少女に囲まれてベッドで横になり、漫画の取材と称してコスプレ大会を開いてみたり、ぎゅっと肩を寄せあってゲームをしたり。ここがロリ天国か……。ハルが年上好きで本当によかったです。ロリコンだったらたぶん終わっていた。なんというか色々なものが。
あかるくたのしいロリヒモ生活の中でもやはり印象的なのは、もはや狂信的とさえ思える、ハルの漫画への藤花の思いです。
ハルがこれだけダメ人間っぷりを全力で披露しているのに、欠片も疑わずにハルを援助し続ける彼女の熱意はどこから来るのか。こんな小さな少女の、そんな熱い思いを見せつけられたら、いかにダメ人間だからといって動かざるを得ないじゃないですか。
まあ、そんな風に進むラストはなんとなくいい話っぽく見えて、実際のところハルはどこまでもダメヒモ粗大ゴミのままなんですが……。幼女に徹底的に甘やかされるぬるま湯人生も、本人同士がそれでいいならいいんじゃないでしょうか。何よりみんな最高に楽しそうだ。ぶっちゃけ羨ましさしかないです。


イラストはへんりいださん。ろりがとてもろりろりしいろりイラストでした。
麻耶さん(18歳メイド兼秘書)さえろりに見えてきた(胸以外)。


お腹へのサインから始まる少女との出会い。冷静に考えてなかなかの性癖である。

2016-08-25

[][]緋弾のアリアXXIII 不可知の銃弾

ストーリー
兄・金一を表舞台から消すきっかけを作った雑誌記者ひばりが、今度はキンジに取材を持ちかけてくる。
ひばりが旧公安0課の少年・可鵡韋から消されないよう、必死でひばりの興味を遠ざけようとするキンジ。
そんな中、父の仇・伊藤マキリが東京湾でシージャックを起こしたという情報が入り……。



ドキッ! 男だらけの護衛艦強襲! ということでまさかの男パーティを率いたキンジさん、過去最強最悪の敵と対決。
もちろんヒステリアモードのこともあるし、ヒロイン役は一応いるわけだけど、しかし華が足りないよ華が! アリアすらラスト数ページしか出ないよ!
それはそれとして、キンジ、妖刀、可鵡韋の水上の共闘はなかなか熱いものがありました。いっそ可鵡韋きゅんはヒロイン枠に入れちゃってもいいな(よくないな)。


今回キンジさんの毒牙にかかってしまったのは、高校生でありながら敏腕記者というクラスメイト・ひばり。
兄が世間に悪く言われるきっかけとなった記事の執筆者ということで、最初は悪感情を抱いていたキンジだけれど、きちんと話せば分かってくれるのがキンジさんのいいところ。
そして女の情報は避けてきたからよく分からないぜ、とか言いながら無自覚に女子を落としていく天然ジゴロなのがキンジさんの悪いところ。
そもそも、ひばりが旧公安0課の情報に下手にアクセスして命を狙われそうになっているのに、当のひばりとイオンデートしてミニスカからチラリズムするパンツにドキドキ! とかしている場合じゃないのである。
挙句の果てに、またぞろ思わせぶりな言葉を吐いていたいけな女子の心を弄んでいく……ああ、またひとり遠山キンジ被害者の会の一員が生まれてしまった……。


遂にキンジの前に姿を現した父の仇・伊藤マキリ。決戦の舞台は東京湾。
海の上の戦いも早幾度目かになったキンジさんですが、しかし今回の敵はまた別格の相手でした。キンジに妖刀、そして可鵡韋が揃って、なお余裕で押し負けるとかどんな超人なんだよ。世界は広いなあ!
しかしまあ、かつて死闘を演じた妖刀や可鵡韋と共に戦うというのはいいものです。長く続くシリーズならではの楽しみではありますよね。
これだけ長く戦ってきても、まだ上には上がいる。新たな超人組織の存在が明らかになり、キンジのヒステリアモードの欠陥も見つかる中、ヨーロッパに再び飛んだキンジはどんな戦いを繰り広げていくのか。毎度ながら続きが気になって仕方ないのですが……とりあえず次回はアリアの出番をください、お願いします(なお現状あんまり期待できない模様)。


どう考えても今回の表紙がジャンヌなのはおかしいと思うんだけど! まあいつものことだけど!