『ヴィクトリア女王 最期の秘密』 10:20
テアトル梅田 シネマ１にて。
2017年イギリス＝アメリカ合作映画。
原題：VICTORIA & ABDUL
監督：スティーブン・フリアーズ／原作：シュラバニ・バス／出演：ジュディ・デンチ（ヴィクトリア女王）、アリ・ファザル（アブドゥル・カリム）、他。
即位50周年記念式典で記念金貨を献上する役目に任命されたインドの若者アブドゥル・カリム（アリ・ファザール）との出会いが、心を閉ざしていたヴィクトリア女王の心を開いていくが、従来のしきたりに拘る周囲から反発を受ける。
【追記】さすがに女王の死後も殺害はされなかったようですが、女王と関わりのある品は全て没収、焼却処分を受けて追放されてしまいました。貴族社会で女性君主の寵愛を受けて出世（？）した男の末路という意味で道鏡と孝謙上皇の場合を思い出しました。道鏡の場合は皇位に付きかけましたが、アブドゥルの場合は高々ナイトの叙爵だけで猛反発を受けたんですね。
【追記２】邦題の『最期の秘密』ですが、「最後」ではなく「最期」なのは死に際を意味していますが、そんな秘密ってありましたっけ？（謎）
第84回宗助はんの会 14:00
キタの太融寺本坊２階講堂にて。
今日の演目は次の通りです。
- 兵庫船／林家染吉(17分)
- 蔵丁稚／桂宗助(36分)
- 京の茶漬／笑福亭呂竹(16分)
- 不動坊／桂宗助(39分)
- 新春抽選会
桂宗助の『不動坊』ですが、元々のサゲは今では通じない（マクラで色々と説明が必要です）ので、変えてありましたね。まあ、仕方がないのでしょう。『幽霊稼ぎ人』が『遊芸稼ぎ人』（明治時代に芸人の鑑札に書かれていた職業名）のシャレだなんて分かりませんからね。
【余談】今日、本坊の１階では２時から（落語会と丸かぶり）法事の予約が入っていました。よく、文之助さんなどはマクラでネタにしていますが、宗助さんは取り上げなかったようです。
『がっこうぐらし！』 17:40
イオンシネマ茨木 シアター６にて。
2019年「がっこうぐらし！」製作委員会作品。
監督：柴田一成／原作：海法紀光＆千葉サドル／出演：阿部菜々実（恵飛須沢胡桃＝くるみ）、長月翠（丈槍由紀＝ゆき）、間島和奏（若狭悠里＝りーさん）、清原梨央（直樹美紀＝みーくん）、おのののか（佐倉慈＝めぐねぇ＝顧問）、金子大地（葛城紡＝先輩）、他。
学園生活部の活動は、学園に日々寝泊りすること。だがその実態は、無数の“かれら”が蔓延る世界で壮絶なサバイバルを繰り広げていたのだ。
【追記】要は“かれら”ってゾンビな訳ですが、「蔓延った」理由等は不明で、学園の一角に閉じ込められながらも「明るく生きていこう」というのが、「学園生活部」な訳です。でも、メンバーが女生徒だけというのは「戦闘力」に欠けますし、みんな色々と心の闇を抱えていることが分かってきます。
それにしても、食料はともかく、着替えや風呂はどうしていたの？ 電気や水道のインフラも止まりそうなものですが、普通に使えているのも謎です。
