淵となりぬる

また深い淵の端に立った感覚。
がけの向こうに飛び越えることをためらって立ちすくんでいる感覚。
ただ、落っこちるのが怖かったり、より遠くへ飛ぶための努力が厭わしかったりしたこれまでと今回は少し違う。
跳べる。それは知っている。ただ、戻れないこと、失うこと、それが恐ろしい。踏み切る勇気が出ない。
そうです、エリクサーはつい使わずにクリアしてしまうほう。

美しい壁

神戸の西のほう、須磨海岸を少し山手へ昇ったところに広がる須磨離宮公園。ここにかつて天皇家別荘地であったときは正門であったという瓦葺漆喰塗り鎧板の塀があります。
遠めにすら美しさがはっきり分かるとても素晴らしい出来栄え。漆喰の塗りは泡粒ひとつ残さず微塵のバリもなく本当にまっ平らな壁。
こんな仕事をする人のやり遂げる意志が欲しい。

市民諸君!

天地創造だ!我を崇めよ!てなわけで世間に後れること数年、シムシティ4を買ってプレイ中。神様気分で土地を作り変えたり壊滅させたりあれやこれや出来ますが、何と言ってもシムたちは土地買収に一つも反対しないところが素晴らしい!
で、朝チュンするころにはたと気付く。
私は一体なぜバーチャルの世界でまで市民の要求を聞いているのだろう?