名古屋紀行便り

6月3日(土)から週末旅行をした名古屋紀行便りです。

徳川美術館
http://www.tokugawa-art-museum.jp/
いわゆる徳川御三家の一つ、尾張藩のルーツを探る美術館です。尾張藩の初代藩主は徳川家康の九男、徳川義直

この御三家の始まりの由来がそもそも面白い。徳川家康江戸幕府を1603年に創設し、晩年に徳川家の地盤を磐石としたものとする為に、徳川御三家の創設の構想を練りました。そもそも豊臣政権が短命だったと言われる故は、豊臣秀吉の親戚が少数であったこと、また子宝として秀頼しか恵まれなかったことといえる(一説には数人の子がいたという話もある)。それを徳川家康はよく認識し、徳川政権を短命に終わらせない為に、九男の義直を尾張藩主、十男の頼宣を紀伊藩主、十一男の頼房を水戸藩主にさせたのです。

私は歴史が大好きです。名所を訪ねると、当時の人物が私の脳裏に浮かび上がり、ロマンを感じます。
この美術館では尾張藩の歴代藩主が所有していた名刀、当時の江戸時代の暮らし振りが伺える地図や日用用具などが展示されています。大変平和な時代であったと感じさせられました。

尾張藩の居城、名古屋城徳川美術館はJR中央本線大曽根駅」の近くにあります。


「しら河店-ひつまぶし」
http://www.hitsumabushi.jp/osinagaki.htm
知る人ぞ知る名古屋名物ひつまぶしのお店です。涙が出るほどおいしい!何度でもお代わりしたくなるほど久しぶりに鰻料理を堪能出来ました。名古屋へ行く機会があれば、このお店へ立ち寄るべきです。


名古屋港イタリア村
http://italiamura.com/
大阪の南港みたいなところとイメージし期待せずに行ったところ、これが予想以上に楽しめたのです。和歌山のポルトヨーロッパ志摩スペイン村のミニチュア版といったところでしょうか。ここでベネチア衣装で街を練り歩き、記念撮影を楽しむことが出来ました。私が学生時代にローマ旅行中でよく見かけたヴェネチアングラス・雑貨・アクセサリー店の「MURANO」店舗もありました。


ノリタケの森」
http://www.noritake.co.jp/mori/
日本の食器メーカー「ノリタケ」が創業100周年を記念して、2001年に本社敷地内にオープンした複合施設です。名古屋中心部にある約48,000m2という広大な敷地内に、ギャラリー、アウトレットショップ、レストラン等があります。食器好きの私にはたまりません。ドイツのマイセン、ビレロイボッホ、イタリアのリチャードジノリデンマークロイヤルコペンハーゲンが私の好きなブランドですが、ここノリタケでもお気に入りの食器を2つずつ購入しました。
これは、料理研究家栗原はるみの著書「もう一つの贈りもの」に、次の一文があるからです。

『これまでの食器は和食器は五客組み、洋食器は六ピースが基本で、食卓には全員お揃いの食器を並べるというのが常識でした。でもセットで揃えていたのでは値段も張るし、収納場所も取ります。悩んだ末、気に入ったものはまず二つずつ買うことにしました。四人ならニ掛けるニで、私の器使いはとても自由になりました。ばらばらにならないようなコーディネーターを工夫する楽しみも増えました。器は二つずつ揃えることを勧めます』


アウトレットショップだったので安価で購入でき、大満足!


大学友人ミネ、イイムロと「一生思い出に残る週末旅行だったね」と言い合い、全員握手をしてお別れをしました。さて、次回の探検地はどこになるのでしょうか。