「人不知而不慍、不亦君子乎」な人間関係
漢文を久しぶりに声を出して読んでみました。それも、かなり大きな声で。
音読して、リズムとイントネーションで身体にいれていく。それも、本質的なことを。これも、いい時間ですね。
子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎
(書き下し文)
子曰(い)わく、学びて時にこれを習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有りて遠方より来たる、亦楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。
(現代語訳)
孔子がおっしゃいました、
「学んだことを時に復習するのはより理解が深まり楽しい事だ。友人が遠くから訪ねてくれて学問について話合うのは喜ばしい事だ。他人に理解されなくとも、ふてくされたようにしない(気にしない)、と言うのはとても立派な事だ。」
他人に理解されなくとも、ふてくされたようにしない、気にしない。
・そもそも相手のことは理解できないという前提を述べているのでしょうか?
・では、人と人は、それぞれどんな人物であったらいいのでしょうか?
・君子って、どういう人?
気づき)
「人不知而不慍、不亦君子乎」最後のフレーズが私には、学びどころ
この本、大人でももちろんOKです!
- 作者: 安岡定子,田部井文雄
- 出版社/メーカー: 明治書院
- 発売日: 2008/02
- メディア: 大型本
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「ああなりたいモデル」のイメージが私たちをひっぱりあげてくれる
どれほど経験を積んでも、いきなりレベルの高いアウトプットを生み出すことは難しい
http://d.hatena.ne.jp/MotoNesu/20121021/1350763679
昨日の記事にコメントいただき、目指している「イメージ」は、こんな感じなので、シェアさせていただきます。
圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイルより
http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20081018/1224287687
例えばこんな感じ、ある朝いつものようにラボにやってくると、Hey Kaz, I have an idea for a work, let's have a chat、みたいな感じでやってくる。行くと紙をペラッと持っていて、一番上にタイトル(メインメッセージ)、その下は左がサブメッセージが五つぐらい並び、その右に一つ一つデータ、実験結果のイメージ、見せ方が絵コンテのように入っている。要は紙芝居的なストーリーラインになっている。その一つ一つが大体非常に手堅い手法によって、どの程度のワークロードが発生するのか、誰にどう聞くとすぐに立ち上がるのか(註:同じラボの人とは限らない)が見えている。
また個々のサブ論点(sub-issue)でも、何がどういえるかどうかが勝負、という本当の見極めどころがものすごくクリアにある。
「ああなりたいモデル」は、あった方がいい。
漠然とがんばろう!、努力しよう!より、ぐんっと変われると思う。
気づき)月曜日から、テンション高いな、大丈夫かな。
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
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どれほど経験を積んでも、いきなりレベルの高いアウトプットを生み出すことは難しい
みなさんは、解決できない課題で悩むとき、どうやってそこから脱出していますか?
たとえば、「彼女を作りたい」のなら、「女の子と出会うチャンスが少ない」のか、「出会うチャンスはあるけれども、その先に進まないのか」のかを見極めなければ、いつまでも課題は解決されない可能性があります。
課題に取り組む前に、解くべき設問=イシューを見極めよう
わかっていながら、解決できないテーマが、今週はつづいてしまいました。。。センスがないのか、習得する方法に問題があるのか?、悩みました。センスがないなら諦めればよいので、私はテキスト「イシューからはじめよ」を再読。あ、これだ、という2行を発見したので、メモ。
どれほど経験を積んでも、これを一回しするだけでいきなりレベルの高いアウトプットを生み出すことは難しい。大事なのは、このサイクルを「素早く回し、何回転もさせる」ことだ。これが生産性を高めるカギとなる。一度サイクルを回して一段深い論点が見えてくれば、それをベースに再度サイクルを回す。
そうそう、繰り返するしかない。そもそも難しいものなのだ。修得するためには、正しいフォームを見本にしながら、繰り返して身体で、体得しよう。
気づき)ということで、よい日曜日をお過ごしください。。。
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厚生労働省の若手職員が議論し作成した「2025年の日本の姿」
厚生労働省の若手職員13名で構成する「2025年の社会の姿ワーキングチーム」が、「懇談会」の議論に資するよう約2か月半かけて真剣に議論し作成されたという「2025年の日本の姿」を、病院で紹介しました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/06/s0614-3c.html (全文読めます)
日本の高齢者の割合は23%ちょっとですね、と話しをしながら、
言葉の定義に怪しさを感じたので、
スタッフと確認していたら、みんなしっかりメモをはじめていた。。。
・65歳以上の高齢者の割合が、
全人口の( )%を超えると「高齢化社会」といい、
全人口の( )%を超えると「高齢社会」といい、
全人口の( )%を超えると「超高齢社会」という
答えは、順に、7%, 14%, 21%ですね。
この定義は、1956年国連のカイロ会議で決まったことのようです。
気づき)2025年の日本と世界については、引きつづき学んでおこう
会社にとって、都合のよいあなた
語学ができるとか、ライセンスを持っているとか、自分のスペックをいくら向上させても、結局は「会社にとって、都合のよいあなた」であるという論調には、一理あると思っています。Cal Newport の著書『So Good They Can't Ignore You(誰もが無視できなくなるまでスキルを高めよ)』には、情熱を傾けられる仕事を探すのは止めて、"become so good you can't be ignored.(誰もが無視できないほどにスキルを高めよう)"とも書かれています。
わたし、ですか?
「基本スペック」は必要と思っています。対象から物事を理解したり、感じたり、評価をして関連する課題を解決するには、基本的な教養が必要と思います。で、基本的なスペック、教養って、何でしょうねえ。
気づき) 基本スペックが足りないので、学んでおります。社会にでて、気づいたから。
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論文からポスターを作るのが、やはり正解でしょう
神戸大学教授の岩田健太郎先生(微生物感染症学講座)のご著書「1秒もムダに生きない」(光文社新書)に、アウトプットの仕方についてこう紹介されています。
ポスターを直して論文にするのは、困難ですが、論文からポスターを作るのはいとも簡単です。ポスターのほうがずっと短いし、要求度も低いのです。論文のダイジェスト版みたいなものを作ればよいだけなのです。「ポスター→論文」よりも、「論文→ポスター」のほうが、ずっと効率的に作ることができるのです。
「時間についての考え方」から「使い方」が、披露されている1冊。さっそく、アンケート調査をしていましたので、投稿するかは別にしても、論文から書きはじめてみました。共同研究者とのやりとりも、学会発表もたいへんスムーズ。ポスター発表後には、参考文献付きの長めの抄録(proceedings)も求められました。論文の下書きはすでに終わっていますので、それこそ「1秒」で提出です。
気づき)ゴールイメージやアウトプットすることを、先に解決しておく。まだまだいろいろな場面で
1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)
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