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超簡易版・小説感想過去ログはこちらから。

2013/08/24 (土) しかしこのシリーズどう映画化するっつーンだ

夏休み明けからクライマックスやで


おしごとたのしいです(´・ω・`)


フランク・ティリエ「GATACA」(上下




シンドロームE事件を経てリューシーは警察の職を辞し、恋人のシャルコ警視とも別れてしまった。あるときリューシーはある憎む犯人が、刑務所で自らの動脈を自らの指で断ち切るという死を遂げたことを知る。独房の壁には上下逆さまの奇妙な風景画が……リューシーは事件の真相を探り出そうと決意する。そのころ傷心のシャルコも、研究所女子学生チンパンジーに惨殺される事件に遭遇していた。ふたり捜査は、それぞれに奇怪な絵図を描きはじめていた。フランスミステリ界の鬼才が放つ大作!


遺伝子すげぇ。


まぁネタとしてはトンデモ系なのでありますが、無理が通れば道理が引っ込むと言いますか、とにかくこのトンデモネタを(少なくとも作中では)成立させようと作中で理論につぐ理論を重ねておりまして、序盤は「んなことあるかい」と思っていたワシでありますが終盤では「お、おう・・・」と納得せざるを得ない状態にさせてしまったこのティリエの豪腕っぷりに脱帽するしかない次第でありますよ。この壮大なスケールで展開されるノンストップサスペンスに皆酔いしれるがよいよいよい。


あとすげぇと思ったのは作中のリューシーの扱い。どう凄かったか秘密にしておきますが、「ティリエはドSやな」とシミジミ思ったワシでありました。いやもうこれ凄いよほんと。皆読ンでこの衝撃を確かめるがよい。


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2013/08/18 (日) 表紙イラストがカンバーバッチ的印象ある

ロバート・L・フィッシュ「シュロックホームズ冒険



叡智と冒険の人、シュロックホームズをして用意周到な準備を要した難事件、「アダム爆弾の怪」はホームズの兄クリスロフトが持ち込んだものだった・・・・・・アダムと名乗る男が新型爆弾発明し、軍事省にその登録認可を願い出たのだが何とこの事件には、有数の科学者であると同時にロンドン一の大悪党、マーティ教授が絡んでいた!ホームズはワトニイ博士と共に敵中深く潜入したが・・・。メイ探偵に解読された暗号奇想天外な結末をうむ上記の一篇ほか、シュロックホームズの信じられない冒険の数々を収めた、滑稽かつ機知に富んだ好短篇集。


うむ、バカミス


まぁタイトルからしてお分かりのよーに、本書はシャーロック・ホームズパロディ集なのですが、本書最大の特徴として「探偵推理的外れである」という点があります探偵シュロックホームズ推理は「お前は何を言っているのだ」という斜め方向のものばかりなので、読み手にとっては真相別にあるというのは一読了然(探偵推理とは別に真相があるというのはちゃんと手がかりが示されてます)なのですが、探偵に事件を持ち込ンだ関係者にとっては彼の推理によって一応それなりの決着がつく(ついているよーに見える)のが中々楽しいところ。E=MC2(二乗)の方程式まさかこンな暗号が潜ンでいた何て・・・


というわけでバカミス愛好家ならばまぁ読ンでみてはどーかしら、と思うものなりよ。


正直どーでもいい感ある


この「シュロックホームズ」、読ンだきっかけは本格ミステリ野郎にはお馴染み「後期クイーン問題」に関係してるって聞いたので、ちょっと興味でて読ンでみたわけなのですよ。で、まぁ確かに後期クイーン問題でいうところの「探偵には解決した謎の正当性検証できない」(ざっくりとした要約)ってところに通じるものがあるとは思ったのですが、正直牽強付会っつーかこの作者そこまでぜってー考えてやってねーと思うし、ワシとしては「まぁ後期クイーン問題に絡めるのは話として面白いとは思うけど正直どーでもええわな」感しかない。そーゆーの考察したりするの好きな人にとってはたまらぬテクストになるかもだけど。本格ミステリが持つその辺の構造検討するのが好きな人ならもっと違う読み方して、違った感想持つかもだけど。


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2013/08/08 (木) 忙しくても本は読ンではいるのよ

おしごとたのしいです


(´・ω・`) ← その目は研修済みであった




いや、でもさすがに20日ほどサボってたのはちょっとやりすぎ感あるな。お盆明けくらいからは以前程度の更新頻度には戻したい。


ここ最近読ンだ本を簡単に紹介


ご遺体 (光文社古典新訳文庫)

ご遺体 (光文社古典新訳文庫)


黒い笑いに満ち満ちた、ハリウッドセレブ葬儀社を舞台にした男2女1がおりなす恋愛喜劇。中盤から変な笑いが出っぱなしであったよ。



ゴッド。いわゆる神。ここ数年の中でもトップクラス冒険小説。前作「暗殺者グレイマン」とセットでどうぞ。



コナン・ドイル財団認定の80年ぶり公式ホームズ長編新作。ホームズものとしてはちょい異質な事件であったけど、雰囲気満点でとてもおもしろかったです。というかホームズ萌えすぎるやろワトソン


あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)


「死」というものに真っ向から勝負を挑んだSF。ヘビーかつハードな内容で読み終わると同時に色々なものをごっそりと持っていかれた感あった。いやこれすげぇよ。


know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)


ゴッド。いわゆる神。「知る」というもの野崎まどが調理するとこうなってしまうのか・・・ラストのインパクトがすげぇSFであった。いいから読むのだ。


新・新本格もどき (光文社文庫)

新・新本格もどき (光文社文庫)


マニアネタにも程があるという感あった。ストーリーよりもトリックで勝負、というか展開が急すぎてちょっと消化不良というか何というか。


少年は探偵を夢見る―森江春策クロニクル (創元クライム・クラブ)

少年は探偵を夢見る―森江春策クロニクル (創元クライム・クラブ)


森江春策シリーズ短篇集。芦辺先生本格ミステリは古き良き探偵小説の味わいがあって大変好みです。



いつもの北野ワールドであった。つべこべ言わず読むべし。


書物奏鳴 (講談社ノベルス)

書物奏鳴 (講談社ノベルス)


いつもの書物狩人であった。つべこべ言わず読むべし。


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2013/07/26 (金) もうちょっと社交的になりたいワシであった

おしごとつら・・・のしいです


のしいよ(ぐるぐる目


福岡ミステリー読書会ヘレン・マクロイ「暗い鏡の中に」参加してきました


ここのところ残業がお友達のワシでありますが、休出はお友達になっておらずスケジュール的に大丈夫であったのでまたも翻訳ミステリーシンジケート後援の読書会に参加してきました。お題はマクロイ「暗い鏡の中に」。今回のゲスト東京創元社編集者S嬢(ラムネの人)、そして本格ミステリ野郎にはお馴染みの書評家・千街晶之氏のお二人でしたぜ。千街氏は「暗い鏡の中に」の解説者ということで召喚されたとか。S嬢ともども東京から遠いところありがとうございます


ではこのお二方を迎えてどンな話が飛び出たかっつー話ですが、ネタバレ全開になりますゆえ以下は「暗い鏡の中に」未読の方はご注意を。つーか創元の編集者さンが来ると必ず「すいませン、バークリー短篇集はどーなっているのでせうか」と質問するのはやめるンだワシよ。







もうちょい意見が出たのですがメモしきれなかった(´・ω・`) オチについてどーのこーのというよりは、道中の展開とか細かい描写についてのツッコミが多かったという印象です。つーかこの本、あまり「本格か否か」的な読まれ方されてないのねという印象を受けました。


ちなみにワシとしては昔読ンだときには本格ミステリとして楽しンだのですが、今回再読したところウィリングの説明が偶然に頼りすぎている感あることに気づき「お、おう・・・」ともにょっとした気持ちになりました。ドッペルゲンガー存在を否定しきれない。そしてまたこれがウィリングの説明どおりに全て犯人の仕組ンだとおりとするならば、犯人の遠大な計画と無駄すぎる努力と執念に「これ犯人狂気すごくね?ひょっとしなくてもバカミスじゃね?」と今更ながらに思い当たってしまったワシでありましたとさ。うむ、やはり全てのミステリバカミスに通ず。よしいいからお前黙れ。はい。というかドッペルゲンガー仕業ならそれはそれでバカミよしいいからお前黙れ。はい




毎度楽しい会ですので、次回も機会が合えば参加したいと思います。初心者の方歓迎・・・というか、全体的にあまりミステリに強い人いませンので「ああン?後期クイーン問題だぁ?」とかで絡まれることはないので、お気軽にどうぞ。


木曽のあばら屋木曽のあばら屋 2013/07/27 21:17 こんにちは。
私の頭のなかで「暗い鏡の中で」は
「火刑法廷」とセットになってたりするんですが、
そういう話は出なかったですか?

NOBNOBNOBNOB 2013/07/27 22:53 ちょびっと話が出たくらいで、殆ど言及されることはなかったです。
恐らく参加者の半分以上の方が未読なのではないかなぁ。
知らないネタでは皆盛り上がれないのです・・・(´・ω・`)

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2013/07/16 (火) マクロイづくしの連休であった

おしごとたのしいです


一週間以上あいてしまったけどワシは謝らないッ(キリッ


つーか読書はしているので感想待機状態のがかなりあるのだけど、これ全部吐き出せるのかしら。無理だな


ヘレン・マクロイ「殺す者と殺される者」


殺す者と殺される者 (創元推理文庫)

殺す者と殺される者 (創元推理文庫)


遺産を相続し、不慮の事故から回復したのを契機に、職を辞して亡母の故郷クリアウォーターへと移住したハリーディーン人妻となった想い人と再会し、新生活を始めた彼の身辺で、異変が続発する。消えた運転免許証、差出人不明の手紙、謎の徘徊・・・そしてついには、痛ましい事件が───。この町で、何が起きているのか?マクロイが持てる技巧を総動員して著した、珠玉の逸品。


まくろい あたま おかし


いやまぁ道中のサスペンス性や衝撃の真相タイトルの真の意味と漂う哀切感など色々踏まえるとさすがマクロイ、こいつぁ傑作やで!という感想になって皆読むがよいと結論づくのですが、その、ええと、真相そのものはどーみてもアレでありまして、ワシのよーなボンクラミステリ読みにとってはもうご褒美としか言いようがないシロモノであり、まぁその、一言で言うと、「さすがマクロイ、こいつぁ傑作やで!」ということになったのでありました。つーかこれすげぇよ。そりゃ今となっては色々と同ネタ多数だし、また割とわかりやすく伏線張っているのでネタも予想しやすいけど、やっぱ衝撃っちゃー衝撃よこれ。この「おいまさか」「ひょっとしてアレか?」という読ンでる最中のドキドキ感は半端ねぇぜ。しかも予想の上を行きやがるツイストっぷりでぐうの音もでねぇし。


というわけで素晴らしいので皆読むといいと思うよ!

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2013/07/07 (日) God only knows

7月残業 in the Hell


ざんぎょう たのしい です (何かに洗脳された目


まぁお金は出るのが救いっちゃー救い。ゲームが救い。読書が救い。酒が救い。


ロン・カリージュニア神は死んだ


神は死んだ (エクス・リブリス)

神は死んだ (エクス・リブリス)


「神の肉」を食べたために、知性が高度に発達した犬へのインタビューをはじめ、「神の不在」がもたらす「ねじれ」の諸相に、斬新な語りとポップな感性で切り込む。全米で話題騒然の新人による、異色の9篇を収めた連作短篇集。“ニューヨーク公立図書館若獅子賞”受賞作品。


最初の話でいきなり神様が死ンでしまう(文字通り)という衝撃的な展開から始まる、神が死ンだ世界で展開される色々なお話物語。神が死ンでしまったことにより聖職者絶望自殺に走り、希望のない若者たちはお互い銃を突きつけ合ってアグレッシブ自殺を試み、神の肉を食べた犬は人語を解する高次の生き物になり、子供を崇拝する新たな宗教が生まれたり、ポストモダン人類学進化人類学というよくわから人類学戦争が発生したりと、キリスト教圏ならではの奇想満載なお話でありました。


結構ヘビーなテーマだと思うけど、ユーモアでかなり覆っているのでさらっと楽しめる作品だと思います。宗教に馴染みのない人間だとピンとこないかもしれないけど、そーゆーの差し引いても楽しいと思うのでこれはオススメですよン。


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2013/06/30 (日) (ちょっと前の)国内新本格のよーな作品感ある

エリック・キース「ムーンズエンド荘の殺人



探偵学校卒業生のもとに、校長の別荘での同窓会の案内状が届いた。吊橋でのみ外界とつながる会場にたどり着いた彼らが発見したのは、意外な人物の死体さらに、吊橋が爆破されて孤立してしまった彼らを、不気味な殺人予告手紙が待ち受けていた──。密室などの不可能状況で殺されていく卒業生たち、錯綜する過去現在の事件の秘密。雪の山荘版『そして誰もいなくなった』!


めっちゃ王道


そして誰もいなくなった」の本歌取りとも言うべき作品なのだけど、まさか近年のアメリカミステリシーンからこンなガチ本格ミステリが出てくるとは。コッテコテもコッテコテクローズドサークルものでびっくりしたよ。そりゃ序盤で一気に登場するキャラとその背景を把握するのにちと戸惑うとか、真相解明部分がやや冗長感あるとかその他いくつかケチは付けられるけど、伏線もきっちり張っているし犯人の正体には普通に「おっ」と思ったのでワシはこれを全て愛するものです。序盤こそちと入りにくいけど、中盤からはグッと引き込まれるぜ。


あとこのご時世にこの内容で勝負しようと思った作者のこの姿勢に何だろう、そう、バカ魂を感じる(お前はそればっかやな)


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2013/06/29 (土) やっぱおフランス産は格が違った

フランク・ティリエ「シンドロームE」(上下




急死した収集家のコレクションに眠っていた謎の短篇映画。奇怪な描写が続くその映画を見たコレクターは、映画が終わる前に失明してしまった。映画秘密を探るリューシー警部補。だがその行く手には、何者かが立ちはだかる。一方、五体もの死体工事現場発見された事件を追うシャルコ警視は、死体から脳髄と眼球が抜き取られている事実に着目するが……ふたつの事件を結ぶ糸があることを、二人はまだ知る由もなかった。


ティリエの過去作品で主役を務めた二人が一堂に会し不可解な事件を追う・・・というストーリー。ワシ、ティリエは「七匹の蛾が鳴く」しか読ンだことなかったのだけど、問題なく本書を楽しめたので過去作品まったく読ンでなくても大丈夫だと思われます。つーか前に読ンだ「七匹の蛾が鳴く」は異様に重苦しい(いや面白かったけど!)覚えがあったのだけど、本書は打って変わってエンターテインメント度合いが高まっておりびっくりしたよ。しかも展開早くてテンポよいのでぐいぐい先に進みたくなってくるぜ。


本書のキモタイトルにもある「シンドロームEとは一体何なのか?」というものなのですが、これがまたB級好きにはたまらぬアレでして、どう控えめに言っても、その、ええと、おバカ。思わず「おいちょっと待て」とツッコミたくなるレベルでありキワモノ好きには堪らぬシロモノですよ。トンデモ理論ですよ。それを作中で超説得力ある(?)よーに仕上げているのでこれはもう納得するしかありませぬ。ワシのよーなボンクラミステリ読みはひれ伏すしかなかった。一生ついていきます


というわけでエンタメ好きやB級好き、ならびにバカミス好きなら読ンで損はないというか得しかしない本書。超オススメですぜよ。

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2013/06/26 (水) ストラング先生は他の短編もまとめてほしいな

ウィリアム・ブリテン「ストラング先生の謎解き講義



オルダーショット高校の老教師にして、素人探偵のストラング先生。生徒にかかった疑いを晴らしたり、卒業生刑事に協力したり、退屈しのぎに謎を解いたり、はたまた自分逮捕されてしまったり…。『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』のブリテンが贈る、エラリー・クイーン顔負けの緻密な推理が展開される“名探偵ストラング先生シリーズ傑作集、全14編。


これは面白かった!


つーか先日読了したクリスピン「列車に御用心」とほぼ同様の構成なのだけど、あちらよりもずっと楽しめたのは一体何故なのだ。やっぱ尺か。尺の問題なのか。それとも作品から感じられるユーモア感の違いなのか。バカ魂なのか!(よしいいからちょっとお前黙れ)


ストラング先生キャラをはじめとして、バリエーション豊かな事件とシチュエーションロジックの切れ、展開の捻りっぷり、全体に漂うユーモア感と満足この上ない短編揃いでしたよ。個人的には「ストラング先生、グラスを盗む」「ストラング先生、証拠のかけらを拾う」「ストラング先生と盗まれたメモ」あたりがお気に入りかな。あとバカ魂を感じることしかできなかった「ストラング先生の熊退治」も捨てがたい(だからお前はちょっと黙れ)


さすが名作「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」のブリテンやで、と唸ることしかきぬワシでありました。これはオススメ


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2013/06/25 (火) もうちょい各話に尺があればな

エドマンド・クリスピン列車に御用心」



人間消失アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。「クイーンの定員」にも選ばれたロジカルな謎解き輝く傑作短編集。


上質な本格ミステリ短篇集。


というのはよくわかるのだけど、如何せん1つの話が20ページ程度しかないのですげぇ勢いで事件起きてすげぇ勢いで解決してしまうので、味わい深いとか深くないとか話が面白いとか面白くないとかそーゆーのを感じる間もなく無呼吸連打で一気に押し切られた感あった。切れ味良すぎて切れたのがよくわからなかったというか、読了後に「どれも面白かったけど何か特に印象に残らんぞこれ」って思ってしまったよ。綺麗にまとまり過ぎたっつーか。いや高レベルってのはそりゃわかるのだけど、読ンでる間は推理クイズ集みたいな印象が強くってさ・・・


恐らくはちまちま読み進めるのが一番この本を楽しめる方法だと思った次第でありますゆえ、いずれリトライしてみたいところ。とりあえず本格ミステリ野郎は読ンで損はないと思います。思うともさ。


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