チャリンコ研究所   Charinko Research Institute

2011-06-27 惨敗

内灘ダメでした。いや表彰台に乗っておいてダメだというのは失礼かもしれない。ただ我々には優勝する義務があったし自分にはそのチームを引っ張る責任があった。

引っ張ったのは足だったけど。

例年の疲労はなかったのでコンディションは悪くないと思っていた。ただ練習のデータを見ればペース走のスピードは遅かった。(方向性が間違っていた)

一人気を吐いたきと〜はすごかった。しかしチームTT後の個人は難しかっただろうし、ロードレースでは私の戦略ミスと落車で勝機をなくしてしまった。


今シーズン参加できるレースが少なくなってしまった。その分かず少ないチャンスをものにできるよう集中しなければならいと感じた。

不幸中の幸いにして落車のダメージは小さい。次のスピードウェイで小嶋敬二をやぶったスプリントで勝負してきます。

2011-06-20 ホイール由来の抵抗を減らす

いろいろあって前回の更新からかなり空いてしまいました。すいません。

エアロロードの話に戻ります。

ホイールの空気抵抗最大の要因はスポークです。だいたい前後で最少36から最多72本が空気を切り裂き、さらにホイール上半分は走行速度より速く真上では2倍近い。

そんなスポークの空気抵抗を減らすため、フォークとシートステーにスリットを作りいい流れの空気を当て、整えようとしたのがリドリーのノアです。


つづく

いろいろあって前回の更新からかなり空いてしまいました。すいません。

エアロロードの話に戻ります。

ホイールの空気抵抗最大の要因はスポークです。だいたい前後で最少36から最多72本が空気を切り裂き、さらにホイール上半分は走行速度より速く真上では2倍近い。

そんなスポークの空気抵抗を減らすため、フォークとシートステーにスリットを作りいい流れの空気を当て、整えようとしたのがリドリーのノアです。

2011-05-26 3dayE1プレビュー

JBCF唯一のステージレース。そしてクラブシルベストにとってシーズン前半の最重要レースである。そんな3day熊野の見所を紹介していこう。

熊野コース編

熊野のコースは全てが生活道路であり、さらに長めの周回かラインレースであるため、本場ヨーロッパに見劣りしないコースが設定されている。世界遺産熊野古道周辺の山岳地帯や港町を駈ける様子は、同時に行われているジロデイタリアと遜色ないといえば言いすぎだろうか。

また熊野の三日間の中には自転車レースを全ての要素が含まれているといって言い。1stは平坦、2stは山岳、3stは海風にアップダウン。そしてめまぐるしく変わる天候。そんな真の実力者を選び出す熊野の各ステージを見ていこう。

1at赤木川清流ステージ

我々シルベストにとって非常に相性のいいステージである。なんとコースが採用されてからJBCF主催レースではすべて優勝を飾っている。

川沿いを往復するコースは基本的にスプリンター向きである。しかし狭く急な起伏を含みゴール前の二度の直角コーナーなど、スピードと共にテクニックを試されるコースとなっている。ポイントは集落を抜ける折り返し区間で、自転車3〜4台しか通れない道でアップダウンを繰り返す。昨年から採用されたスタートゴール地点手前の「激坂」も気をつけなければならない。ただこちらは最終周回はスルーする。ゴールスプリントになった場合、ゴール直前二度の直角コーナーでは、スピード、技術、タイミング、何一つ間違ってはならない。

折り返し地点のレイアウトはアタックするには最適である。しかし川沿いの平坦区間が長いため逃げ切りは難しい。

2and熊野山岳ステージ

本州で唯一といって言い実質のラインレースである。山岳ステージの名にふさわしく中間地点にはKOM千枚田の登りが鎮座し、その前後にもこまかなアップダウン絶え間なく続く。昨年からゴール地点が札立峠中腹から、熊野クラブへの300m一直線の登りに変更され、クライマーだけでなく多くの選手に可能性が開けたといえるだろう。

レースおいて鍵を握るのはやはり千枚田の登りである。山の斜面一面に広がる棚田は絶景であるが選手に眺める余裕はない。生粋のクライマーはここでKOMとともに大きな差をつけて、独走または少人数での逃げ切りを狙いたい。また千枚田の下りは非常にテクニカルで滑りやすい。周回ではないため、コースを知っているか否かが致命的となることも想像できる。千枚田で粉々にされた集団は、風伝トンネルからの下り基調で徐々に形を取り戻す。登りをこなせるスプリンターは何とか食らい付き、追走を組織できれば勝機が見えてくる。ゴール直前のレイアウトが変わったため、最後は登りでのスプリント力も必要となる。

3ed 大地半島

鯨で有名な大地町の港と街中を駆け巡る、ロードレーサーの総合力が試されるコースである。スタートしてしばらくでKOMにいたる登りが始まる。岸壁に沿う1キロ弱5〜7%程度の登りの先がKOMなのだが、そこから下るわけではなくさらに3%の登り基調がしばらく続く。よって登坂力は必須となる。高台の街中を抜けるとダウンヒルテクニックの試される急勾配の下りが現れ、出口の小学校前では必ずオーバーランする選手がいる。そこから港町でブラインド直角コーナーの連続はクリテリウムのよう。この区間は路面も悪く、ストップ&ゴーの連続となり技術はもとよりインターバルの力が要求される。一昨年から新設されたトンネルを抜けるとスタートゴール地点まで平坦路となる。しかしここは海岸線を走ることになるため、海風と戦わなくてはならない。

すなわちこの大地半島ステージで勝つことはロードレースの全ての要素において秀でていることを証明できるのである。

JBCFとしては1dayレースが三つ連なった形式をとっている。そのため総合成績にはポイントは付かない。しかし国内で数少ないステージレースであり、これだけ厳しいコースを戦い抜いた末の総合優勝は誰もがほしいタイトルである。

2011-05-25 3day熊野E1編

全日本シクロクロス10連覇 辻浦圭一

迎え撃つ通算3度の総合優勝6度のステージ優勝、熊野で最強を誇るクラブシルベスト

05年藤岡徹也(現ユーラシアフォンドリエスト)、07年松木健次、09年井上人志、三度の総合優勝を誇るクラブシルベストはプロトンで最強のチームである。今年も二度のステージ優勝経験者山崎敏正に、昨年の1st逃げ切り勝利を挙げた鎌谷哲也。国際レースであるUCI2.2ツールド熊野ツールドフランス級のスピードと対峙してきた景山昭宏が参戦。また2stからはかつて日本の頂点を極めた苗村徹が加勢する。もちろん09年覇者井上は健在だ。

 そんなシルベストの支配を崩しにかかるのは、シクロクロス界で敵なし全日本チャンプ辻浦圭一。シクロクロスで有名な辻浦の夏はMTB選手であり、こちらも全日本をとった経験がある。たまにロードレースに参加すればロードのプロ選手を食ってしまうほどの走りを披露する。昨週の2day木祖村でも総合上位の成績を残し、コンディションは悪くないだろう。

 チームスキップの阿部健也にとって熊野のコースは最も合っているのではないだろうか。昨年終盤戦。いわき優勝、修善寺2位の成績はクリテリウムと山岳、相反するコースでも結果を残せる真の実力者といって言い。熊野ではどのステージも狙っていける脚質の持ち主である。

 1stでシルベストが唯一勝てなかった年の勝者は、白浜クリテリウム優勝が記憶に新しいトラクターRC大永剛である。終盤の位置取りが混沌とし、ゴール前がテクニカルな熊野のようなコースで力を発揮する。

 そして忘れてはならないのが主催者のチームであるキナンCCDの湊正明だ。一昨年3stで逃げ、翌年トップチーム入りする若杉と榊原をスプリントで破り優勝。昨年も2年連続となる逃げ切りを決めたが惜しくも3位。2stのKOMの常連でありその登坂力と独走力、そして確実にゴールまで行く逃げを決める臭覚は脅威である。

 シルベストに次ぐチーム力を持つBEREZZAカミハギRCのエースは村田進だろう。JBCFレースでは目だった成績は残していないがスプリント、登り、逃げと全ていける選手だ。またこのチームはユーラシアの外勢や榊原を輩出しており、新たな若手がここで開花することは十分にあるだろう。

 クラブシルベストの一極支配は成立するのか?ライバルたちはそれを力で切り崩すことができるのか? 熊野の大自然とステージレースならであの駆け引きが、熱い戦いを演出する。


全日本シクロクロス10連覇 辻浦圭一

迎え撃つ通算3度の総合優勝6度のステージ優勝、熊野で最強を誇るクラブシルベスト

05年藤岡徹也(現ユーラシアフォンドリエスト)、07年松木健次、09年井上人志、三度の総合優勝を誇るクラブシルベストはプロトンで最強のチームである。今年も二度のステージ優勝経験者山崎敏正に、昨年の1st逃げ切り勝利を挙げた鎌谷哲也。国際レースであるUCI2.2ツールド熊野ツールドフランス級のスピードと対峙してきた景山昭宏が参戦。また2stからはかつて日本の頂点を極めた苗村徹が加勢する。もちろん09年覇者井上は健在だ。

 そんなシルベストの支配を崩しにかかるのは、シクロクロス界で敵なし全日本チャンプ辻浦圭一。シクロクロスで有名な辻浦の夏はMTB選手であり、こちらも全日本をとった経験がある。たまにロードレースに参加すればロードのプロ選手を食ってしまうほどの走りを披露する。昨週の2day木祖村でも総合上位の成績を残し、コンディションは悪くないだろう。

 チームスキップの阿部健也にとって熊野のコースは最も合っているのではないだろうか。昨年終盤戦。いわき優勝、修善寺2位の成績はクリテリウムと山岳、相反するコースでも結果を残せる真の実力者といって言い。熊野ではどのステージも狙っていける脚質の持ち主である。

 1stでシルベストが唯一勝てなかった年の勝者は、白浜クリテリウム優勝が記憶に新しいトラクターRC大永剛である。終盤の位置取りが混沌とし、ゴール前がテクニカルな熊野のようなコースで力を発揮する。

 そして忘れてはならないのが主催者のチームであるキナンCCDの湊正明だ。一昨年3stで逃げ、翌年トップチーム入りする若杉と榊原をスプリントで破り優勝。昨年も2年連続となる逃げ切りを決めたが惜しくも3位。2stのKOMの常連でありその登坂力と独走力、そして確実にゴールまで行く逃げを決める臭覚は脅威である。

 シルベストに次ぐチーム力を持つBEREZZAカミハギRCのエースは村田進だろう。JBCFレースでは目だった成績は残していないがスプリント、登り、逃げと全ていける選手だ。またこのチームはユーラシアの外勢や榊原を輩出しており、新たな若手がここで開花することは十分にあるだろう。

 クラブシルベストの一極支配は成立するのか?ライバルたちはそれを力で切り崩すことができるのか? 熊野の大自然とステージレースならであの駆け引きが、熱い戦いを演出する。

2011-05-20 TTT上級編

すいません。エアロロードの話の途中ですが、いろいろあって内灘チームTTについて少し書きます。

内灘のチームTTで今年も私が入るAチームは優勝を狙うことになります。

そこで作戦考えましょう。まず私からTTTの走り方上級編です。

まず大前提としてコース変更により、よほどコンディションが変わらない限り、目標Ava45キロ(内灘のコースで)です。ということはメンバー4人の誰が引いても45〜46程度で走らなければなりません。スピードを落とすのは3番目の選手が着き位置でも千切れそうか(もっと早い段階で休むべき)、誰一人ペースが維持できないとき(目標を44.5にすべき)だけです。

次にレースの8割以上は4人で走らなければなりません。

「ペースが維持でき」、かつ後ろに下がるとき余裕(多少加速できるくらい)をもって付けて、声が出せるくらい(ほんとにやばいとき声はでない)の状態を「中盤以降までキープできる余裕」がもてる、「先頭交代割合」で走らなければなりません。ということはこの余裕がなくなれば(がんばれば引けても)つき位置になりますし、余裕がなくなりそうなら(まだ引けても)いさぎよく肘を出す。

実際にはこの先頭が肘を出す段階になる前に2番手が「交代」を指示し全員が余裕を持って終盤にペースアップできなければなりません。終盤はこの「余裕」を全員が使い切るように「交代割合」を調整します。

これらをうまくやるには全員が声を出し合わなければなりません。タイミングは各選手の横を走る「引き終えて下がるとき」です。

内容は一つ後ろの選手に対し「もっと長く引けるよ」「早く交代してくれ」、全体に「ペース上げるよ」「向かい風○○キロキープ!」「もっとイン突け」「横風!右斜め隊列」etc・・・

ペースメイクについてですが、チームメンバーによります。おおよそ実力のそろった4人チームなら、チーム最速の選手が「自分が4割引いても最後まで維持できる」くらいのイメージで作っています。風向きや路面コンディションが変わるときも目安にします。

次に先頭交代の技術ですが直線なら通常どおり右からで良いのですが、たとえ緩くてもコーナーが絡むときは必ずイン側から上がります。先頭はもちろんそのつもりでアウトへどくべきですが、気づかないときもあるので2番手は「交代、左!」等の声をかけてインから交代しなければなりません。先行チームに追いついたり、路面コンディションを考慮する場合も交代のときに左右どちらから抜くか示すべきです。いずれも上がる側が有利になるよう左右を判断します。

ちなみにエアロヘルメットをかぶってかつ高速で走っているので叫ばなければ聞こえませんよ。

とりあえず今思いつく限りの好タイムをポイントです。

コメントください。

sakuzakurosakuzakuro 2011/05/15 20:33  昨日のTTTでは体調不良と機材ハンディーがあったので迷惑を掛けないように走ったつもりが却って崩壊に導いてしまったね。
ただ、走順は考えなければならないでしょう。
所長やキトー君の後ろでは風よけにならなかったので。
エアロバー付きでは変わるかもしれないけど。

 それと、最初から設定速度は決めておく方が良いね。
全体を同じ速度で走るのが理想だから、本番と距離を合わせて一定のペースで走る練習をしなければ。
 
 時間があるので、今、課題が見つかったのが幸いと考えましょう。

きりきり 2011/05/16 16:24 土曜日、皆で内灘対策練習、本当にありがとうございました。

これをやってから内灘に行くのと行かないのでは、
全然違いすぎるほど違うと思います。

全体的に、高レベルな内灘になると思います。
ありがとうございました。

クラブシルベストAチームの作戦、凄いですね!!
sakuzakuroさんのコメントも、凄い!!!

熱い結果を楽しみにしています。
頑張ってください。
私も、2週間前の本番、頑張ってきますね、先生。

斜度男斜度男 2011/05/16 20:57 昨日はお疲れさん。
練習中に伝えた通り、私の場合前半は普段のローテーションぐらいの間隔で交代してもらう必要があるかな。少なくとも前半1/4は無理すると切れること間違いなし。

取りあえず、今週末もTTT練ですな。

所長所長 2011/05/18 08:30 今後レースがつづくため、シャドマンさん交えてできるのは今週末だけです。日曜は私ときと〜がレースなんで土曜でお願いします。
場所何ですが、前回同じく三田が一案、もう一つK氏からバンクの誘いがありまして、午前中は南のどこか、午後はバンクというのもありかと思いますが、いかがかですか?

NまえNまえ 2011/05/18 12:32 内灘は風がわりとあり、同じ出力でも走る方角によりスピードは40〜52、3の間で変化すると思います。コーナーも積もり積もればいいタイム差に。進入・脱出時の過度のスピード変化にご注意(スタミナ奪われます)。個人的には、最短コースはもちろん大事ですが、路面状態の良いコース取りの方が(多少距離が長くなっても)スピード維持しやすくタイム面でも良いかなと。下見時にチェックを。部外者が偉そうにすみません。斜度男さま、ちぎれないようガンバって下さいね。

所長所長 2011/05/19 08:29 Nまえさんお久しぶりです。共にTTT走って勝ったのは5、6年も前ですね。実際のペースは走ってみないとわかりません。私は過去の「苦痛の程度」を覚えてますので随時ペース設定をしていきます。定強度が重要なんで初めの区間の強度を覚えておいてください。

シャドマンシャドマン 2011/05/19 20:49 土曜日の練習場所は任せます。南なら堺浜かな?

sakuzakurosakuzakuro 2011/05/20 12:46 私も南なら堺浜希望。

2011-05-11 つづき

ホイール由来の抵抗はドラフティング中も追い風でも、クラウチングフォームで下っても発生します。

これを制御してやることはエアロロードにおいて最も有効な方法だと思っています。

F1のフロントウィングの効果ご存知でしょうか?単純に空気抵抗を減らすためではありません。ダウンフォースの発生も二の次。ホイールにかき混ぜられる空気を減らすためです。

ホイール由来の気流制御。具体的な形状は次回

2011-05-10 目指すはホイールの抵抗低減

実際にはタイムトライアルと違いロードレースは、ドラフティングがありますし、フォームの影響やボトルなど、前進による抵抗の、低減効果を希薄にしてしまう要素がいくつもあります。

対してホイールが発生源となる空気抵抗は例えローラーであっても発生します。固定ローラーの負荷装置をあてずトップギヤでそれなりにまわすと100キロを越えたりしますが、思いのほか抵抗を感じます。

つづく