【Memo】Google I/O 2010 報告会 in 東京

 6/51、Google I/O 2010 報告会 in 東京を見学してきました。

 Googl I/OはGoogle社が主催する米国における開発者向けカンファレンスで、今のところ年1回開催しています。
 日本国内でもDeveloper Day、DevFestなどのカンファレンスが開催されますが、大きな発表はGoogle I/Oを目標に実施されることが主であり注目を集めています。

 今回の報告回は株式会社ブリリアントサービス有限会社シーリスの主催で、Google I/O 2010に日本から参加した方々による各種報告を聞くことができました。

 Google I/Oは多数のテーマを含みますが、今回は主催者が日本Androidの会関係の方ということもありAndroid関連セッションの報告が多数でした。個人的にはもう少しHTML5、Wave、Buzの話を聞きたかったのですが。
 Mondo Spiderアプリ開発で分散開発を行う際、時差の関係でGoogle Talkによるチャットは成り立たず、Waveが一番便利だったというのは面白い事例でした。


■参考
Google I/O 2010
http://code.google.com/intl/ja/events/io/2010/

[Android] 「Google I/O 2010 報告会」のustリンク
http://www.adakoda.com/adakoda/2010/06/android-google-io-2010-ust.html


■内容
Google I/O 2010 報告会 日本の組込み産業終了のお知らせ」
 GoogleがTV及び家電にAndroid適用を推進。

「ネットワーク越しインテントの破壊力」
 Android機器がネットワーク越しに連携することを容易にする。
 家電がAndroid化することで、従来は携帯端末側が行う必要があった処理を家電側に移すことができ、家電と携帯端末の連携を容易に行えるようにある。

「Froyo のDalvikVMのJIT
 新VMは携帯端末での利用を最大限に考慮した構造となっている。

「The Mondo Spiderアプリの出来るまで」
 Mondo Spiderは個人用多脚歩行機械です。Google I/Oでデモンストレーションを行うにあたりAndroid端末用のMondo Spider場所確認ソフトの開発企画が持ち上がり世界5箇所の見ず知らずの開発者がGoogle技術を利用しながら共同開発を行った。

Google I/Oで見てきたこと」
 Google I/Oでもらったもの=情熱。

「↑↓Google I/O
 危険地域のユースホステルに泊まってみた。

Google I/O 転ばぬ先の杖」
 渡航準備及び現地での過ごし方ノウハウ。

「技術編」
 Google I/Oに参加するためのノウハウ。
 チケットはEarly Bird時点で売り切れるというのが最大のポイント。

Google I/Oで感じたデジャブとガラパゴスから繰り返される歴史とコンテンツの予想される未来、 そしてすべてはHTML5に集約される経営的結末」
 Froyoは最新機能満載で面白いが、コンテンツ作成側からみると最も汎用的で市場の広い、最低限・広範囲の技能技術が生き残るのではないか。
 携帯電話でJavaは廃れHTML/PHPアプリのみ生き残ったように。

Google I/O(裏)」
 事前に良く情報を入手していけば、ただ飯にありつけるパーティだけで現地滞在をまかなえる。
 
「はじめてのぐーぐるあいおー」
 現地ホテルなど当たり外れあり。その具体例。

「2年振りのI/O」

その他:
 HTC EVO 4Gお触り会