感想:アニメ「だがしかし」第3話「ブタメンとくるくるぼーゼリーと…」


だがしかし(1) (少年サンデーコミックス)

関連サイト→
 だがしかし 公式ホームページ http://www.tbs.co.jp/anime/dagashi/
 『だがしかし』小学館公式サイト http://www.shogakukan.co.jp/pr/dagashikashi/
放送 BS-TBS
【※以下ネタバレ】

第3話 「ブタメンとくるくるぼーゼリーと…」「ボンタンアメとセブンネオンと…」

■あらすじ

・Aパート 「ブタメンとくるくるぼーゼリーと…」

 暑い中ほたるが店に乗り込んでくると、「ブタメン」の正しい食べ方だといって、冷房を切ってストーブでやかんの湯を沸かし、蒸し風呂状態でブタメンを食べる。

 別の日、ココノツとマメ・サヤがプールに行くと、何故かヨウが監視員、ほたるが薬をまく仕事、をしていた。実は二人は示し合わせてココノツに駄菓子の素晴らしさを印象付けるため、プールの底に「くるくるぼーゼリー」をばら撒いていた。ココノツたちはゼリーを見つけて大喜びするが、プールでは飲食禁止だと気がつきガッカリ。それを見てヨウとほたるが「作戦失敗……」と愕然となって〆。



・Bパート「ボンタンアメとセブンネオンと…」

 ほたるは豆がボンタンアメを食べる際、食べられる外側のオブラートをわざわざはがそうとしているのをみて、自分への挑戦だと感じ、マメの口の中に直接ボンタンアメを投げ込んでオブラートが食べられる事をレクチャーする。

 直後、店に冷房を取り付けることになり、ほたるはサヤの喫茶店に行き、駄菓子「セブンネオン」についてウンチクを披露するのだった。


■感想

 完全に安定軌道に乗って順調に飛行中、といった雰囲気。全く心配する要素がないというか打率10割というか鉄板というか、の面白さ。汗をかいてのすけ下着とか、プールでの水着アピールとか、原作と違って、ほたるの健全な色気を強調してくるのも、アニメならではの独自性という事で全然オッケーです。というか、むしろ大歓迎。


だがしかし公式ファンブック: ほたるさんと遊ぼう! (少年サンデーコミックススペシャル)

感想:アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」第3話:良くも悪くもクラシックなノリであります


Golden Life/OVERNIGHT REVOLUTION

関連サイト→TVアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」公式サイト http://activeraid.net/
放送 BS日テレ
【※以下ネタバレ】

第3話 『File3 アリーナからの挑戦』

■あらすじ

 テレビ局に何者からか、第八に関するスクープを提供するという怪文書が届く。内容は、大人気『男の娘』アイドル「神明天夢(しんめい・あむ)」のコンサートに、盗んだウィルウェアを潜入させるので中継の準備をしろ、というものだった。そして実際にコンサート会場に盗まれたウィルウェアが出現し暴れ始める。早速第八が制圧に向かうが、ミュトスが外部からウィルウェアをコントロールしたため、黒崎・瀬名の二体がかりでも処理しきれない。第八とミュトスはウィルウェアのハッキング合戦を行い、相手をかく乱して時間稼ぎするため、あさみが天夢の歌を歌ってその画像と音声を天夢のものに置換する、という茶番を演じることに。結局瀬名がウィルウェアの動力源を破壊して停止させたが、かざりが歌って踊っているところがテレビにばっちり中継されていた。

脚本:荒川稔久

■感想

 相変わらずちょっと古めのヒーロー物の枠組みでやっていて、これはこれで面白くは有るけど……、「男の娘アイドル」という今風の設定を盛り込んだ割に、それがストーリーに全く影響が無い、というのは「とってつけた感」は否めません。別に普通の女の子アイドルでも本筋に何の影響も無かったし。

 また、かざりが嫌々ウィルウェアで歌って踊って、とするシーンも古臭いというか、「かざりがいなくても、何から何まで全部コンピューター処理で作り上げればよかったんじゃね?」という疑問が浮かんでしまうし。

 ついでにいうと瀬名が自分のPCの設定を黒崎に変えられたと愚痴ってましたが、もしかしてこの部署一人一台PC体制じゃないのか、とかみょうちきりんな感覚がしたり。

 こんな風に書くと「文句ばかりなら見るな」と言われそうですが、嫌いじゃない、というかかなり楽しんで見ています。ただ、設定とか展開にみょーな古臭さを感じるんですよねぇ。これも慣れるまで辛抱、ということかな。

感想:アニメ「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」第3話「退出ゲーム」


TVアニメ『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』OP主題歌「虹を編めたら」
関連サイト→アニメ『ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜』公式サイト http://haruchika-anime.jp/
放送 BS11
【※以下ネタバレ】

第3話 『#03 退出ゲーム』

■あらすじ

 10月。吹奏楽部は部員を10人まで増やしていたが、コンクール出場を目指すにはまだまだ人数が足りない。そして真壁を巡るハルタとチカの戦いも相変わらず続いていた。

 そんなある日、成島は中学時代にサックス奏者だった「マレン・セイ」(島粼信長)が、演劇部に所属していることを知る。成島によれば、マレンは中国系で、ミュージシャンの夫妻の養子となり、演奏は相当の腕前で人望も有ったという。しかし演劇部部長・名越に聞いてみると、マレンは中学卒業後の春休みに何か有ったらしく、以後サックスをばったり止めてしまっているとのことだった。

(※幕間劇:マレンが中国・蘇州にいる弟から手紙をもらっており、マレンは「自分は足が悪いから両親から見捨てられたんだ」とか苦悩している)

 ハルトは名越に、マレンに関わる全てを丸く治める、というアイデアを戯曲にして持っていくが、あっさり却下され、そのまま何故か演劇部対吹奏楽部の演技対決になだれ込んでしまう。対戦するのはハルタ・チカ・成島と、名越&演劇部の看板女優の藤間弥生子&マレンとなった。体育館で対決内容「退出ゲーム」が発表されるが、これは即興劇で、台詞の応酬により、自然な形で相手チームの特定の人間(吹奏楽部の成島、演劇部のマレン)を先に舞台から退出させた方が勝ちとなる。しかも誰かの発言により舞台設定はどんどん追加されていくという難易度の高さだった。

 ゲームは、時効寸前の偽札作りたちが隠れ家に潜んでいる、という設定でスタート。で、ハルタは実はここは中国の蘇州だったとか言い出し、マレンに「ここには君を待っている人がいるよ」とか言って説得しマレンもそれに納得して舞台から去る。実はこのゲーム自体が、マレンの現状を知り、気持ちを変化させるためハルタと名越が仕組んだものだった。

脚本 : 吉田玲子

■感想

 は、早っ!? この間入学したかと思ったらもう10月……、もしかするとこのアニメは三年間を12話でこなしてしまうのか。今回は推理物では無く、コンゲームといった風味の回でしたが、これはこれで非常に面白かったので大満足。

 それにしても、本筋よりインパクトがでかかったのが、福圓美里演じる演劇部の看板女優の藤間弥生子さん。部長が「マヤと呼んでくれ」「今は半年前に保護されたばかりの狼少女を演じている」と紹介した途端、いきなり吠え出して四つんばいでそのあたりを歩くとか、「ガラスの仮面」を知っている人には大爆笑のキャラでした。ホントに原作でもこんな事してるの?