ル・コンセールへ

 はてなダイアリーで昨日今日と柄にもなくまじめなことを書いたため脳みそが煙を上げる寸前、リセットするためにル・コンセールへ。ジンライムアードベッググレンモーレンジのバーガンディ・カスクを飲んだところで激しく後悔、最初から今月入荷のグレンモーレンジの飲み比べをすればよかった、自分のリミットを考え次回リベンジを誓う。最後はカシスを水割りでいただいてすごすご帰る。

今日の1枚→(ASIN:B0000026SE)

今日はウィントン・マルサリスの「The Majesty of the Blues」、ジャケットはアンリ・マティスの「ジャズ」シリーズの1枚を使ってますってことで名画シリーズですな。マルサリスのアルバムはクラシック物の(ASIN:B00005G7Y7)とかキャスリーン・バトルと共演した(ASIN:B00005HMPR)、ジャズでは初期の(ASIN:B000024LHV)とか(ASIN:B00002688A)みたいに熱く吹きまくってるやつが好きなんで、持っているだけでほとんど聴いてなかったりします。でもジャケットだけで満足だったりして。

だからどうしたって話なんだけど

12/8はジョン・レノンの命日で真珠湾攻撃の日だってよく言われるけど、ジョン・レノンの命日は現地時間の12/8で真珠湾攻撃は現地時間では12/7(日本時間では12/8)なんだよね、どうでもいいことだけどさ。それと12/8ってのはアントニオ・カルロス・ジョビンの命日でもあることを今日知りました(それでこんなこと書いてるわけだが)、亡くなったのはレノンと同じ現地時間の12/8でついでに言えば場所も同じニューヨークなんだって。へぇ〜
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&uid=UIDCASS70311100718521260&sql=Baly67uu0h0jj

昨日のid:mittyさんのコメントへのお返事(長くなったのでこちらへ)

mittyさんコメントありがとうございました。
まず、例えば「名詞かどうか」のように、基準には「(一般的な)はてなユーザーがキーワードを登録しようとしたときや削除しようとしたときに、そのキーワードがその基準に違反するかどうかが容易に判断できること」が求められるんじゃないかと思います。
12/10の僕の日記の「客観的で明確な基準を示すことは困難で」あたりは「アダルトなもの」かどうかの判断基準を
「抽象的な言葉を使って過不足なく簡潔に表現することはできないだろうな」と思いながら書きました。なぜなら、最高裁でさえ「わいせつとは何か」について「徒に性欲を興奮または刺激せしめ…」みたいなよくわからないことしかいえないんだから、無理だよなぁ。と考えたからです。
mittyさんのおっしゃる『少年誌(もしくはライトノベル)に登場するか否か』とか『「マリみて」に登場しうるか否か』は、僕のようにそれらを読んでいない人も多い(と思う)ので、すべてのユーザーに示すための基準には不適当なんじゃないでしょうか。(「登場したか否か」だと客観的で明確だけど「たまたま登場しなかっただけの言葉」もあることを考えると偶然性に左右され不安定だし、「登場しうるか否か」だと人によって捉えかたに幅が出るから明確性に欠けるんじゃないかとも思います)
ただ、今後「アダルトなもの」って何か?を詰めていくときの参考資料のひとつとしては有効かもしれないですね。
それと僕は「言葉狩りの懸念」っていうほど今回のことを深刻には考えていないです(^^;、過去にもいろんな問題をユーザーどうしの議論の中で解決してきているようですし、今回もいいところに落ち着くんじゃないかなと思ってます。昨日の日記は「早めに何らかの合意のようなものを形成しておかないと、各自が主観的な判断で登録したり削除したりが続くと混乱するよなぁ、いい機会だからこの点についての議論が起きるといいなぁ」ぐらいの気持ちで書きました。
個別の話の「ボイン」については僕は「不快でないorキーワードでもよい派」ですが、特にこだわりがあるわけでもないので削除されても別にかまわないです(「マリみて基準」だとNGなんですね)。ただし、削除するなら別のキーワードにも適用できるような抽象的な基準やルールに基づいてやらないと、今後の「はてなダイアリー」のためにはよくないなとは思います。(そういうのを「言葉狩りの懸念」というのかな?)
あと、「はてなは未成年も使っている」ということを過大評価するのはどうかなと思います。例えば未成年も利用するコンビニでは普通にエロ本が売られていますよね、「未成年も利用する」を即「アダルトなものの徹底的な排除」に持っていくのではなく、そこにも「未成年も利用すること」を「どれだけ考慮するか」という議論が必要なんだろうと思います。

未成年者への配慮について

個人的には「アダルトなもの」が規制されても全く困らないのですが、ここで「アダルトなもの」の全面的な規制を認めることは他の表現、例えば「暴力的な表現」などの規制にまで影響するものだと思うので、反対の立場から書いてみます。(「暴力的な表現」を規制するなという意味ではなく、「ひとつのことを規制するということは他の類似のケースにも影響するのであり、ここで「アダルトなもの」の規制を認めると、他の表現にまで規制が広がって最後には「はてな」は無菌室になってしまう恐れがある」ということまで考えて結論を出す必要があるのではないでしょうか。これもまた『潜在的はてなユーザの獲得を妨げる可能性』と「既存のユーザーのはてな離れを招く可能性」がありますよね)
僕は、未成年者への配慮は、個々の未成年者が利用する端末のレベルで、その保護者などが個々の事情を配慮してフィルタリングするべきで、少数の(アダルト表現についての配慮が必要なほど未熟な)未成年者のために、はてなレベルで配慮をし、他の多くのユーザーにまで表現に対する過度の規制が及ぶことになるのには反対です。ここで「アダルトなもの」を規制するならば、同じ理由で「暴力的な表現」なども全面的な規制の対象にしなければならなくなるし、さらに他の表現についての規制へと繋がる恐れもあるのではないでしょうか。
削除という強力な手段を使っての「アダルトなもの」の規制は一般的な成人のユーザーを前提に判断すれば足り、「マリみて」基準のような言い方をするなら、TSUTAYAの一般棚レベル/アマゾンの18禁警告レベルの緩やかなものを原則とし、画像についてはそれよりも厳格な規制を及ぼせばよいと考えます。そこから漏れるアダルト表現については、削除という強力な手段を用いるのではなく、より緩やかなマナーなどに委ねるのがよいのではないでしょうか。

メモ

  • ルール作りは(『個々の日記の中で書くこと』と)『(全ユーザーが共有する)キーワード自体』とそれ以外の『説明』『画像』『リンク』などを分けて考えたほうがよいかもと思った。そんなこと言い出すと混乱してまとまらなくなるかもしれないけど。
  • 仮に今のままで「アダルトなもの」を一律禁止にした場合、どこら辺がボーダーラインとして適当だろう。「アイドル、グラビアアイドル、ヌードになってる人、飯島愛、TVドラマにも出てた高樹マリア、AV女優」
  • mittyさんが書いている「18禁カテゴリー」のようなものをはてな側で用意してくれれば、議論の前提が大幅に変わって落としどころをみつけやすいですね。(http://d.hatena.ne.jp/mitty/20031212