社民党参院選公約の原案が5日、明らかになった。冒頭に「改憲阻止」を掲げ、
憲法改正の発議要件を緩和する96条改正を「立憲主義の本質を破壊する」として、
「強く反対する」と明記した。「『平和主義』をはじめ『国民主権』『基本的人権
の尊重』の3原則を順守」と護憲の立場を明確にし、憲法改正に前向きな自民党
日本維新の会などとの違いを強調した。

 

もはや護憲と言う言葉に縋る以外に社民党社民党である理由を示すことが出来な
くなっている。それ故に改憲勢力との対決姿勢を鮮明にしているのだろうが、誰も
社民党の存在など気にしていないのが正直なところである。それでも護憲阻止を訴
え続けるのは、もはや伝統芸能の域に達しているかもしれない。支持を失った政党
ほど哀れなものは無い。社民党が掲げている政策と共産党が掲げている政策、その
違いは何かを問われた際、彼等は明確な答えを出すことが出来るのだろうか。