一時帰国の感想。

こないだ諸般の事情により一時帰国。最下放の目は摘んでおいたのだが(嘘)それにしても驚いたのが、一年経ったら何かやってるレベルが後退しているような気が激しくしたんですが気のせいでしょうか?
つーか日報書かせてる段階で、日常業務の優先順位付けができてないことが明らかになってしまっているわけで*1、結局この日も残業モードに入ってるし。
実は自分にはジンクスがあってだな、卒業、転勤、転職などで組織を抜けると、必ずその組織がガタガタになるというわけで。卒業後、部の組織はますますボロボロになり会計に穴が開き、前勤務先で初任配置先から転勤になったら残った上司は女性陣から総スカン、転職すれば財務会計が組めなくなって10人以上の財務経理要員をローテーション、部長等は爆死、今回海外下放されてみれば、元の部署はこんなていたらく。どうするよ?

*1:確認したらどうもそのようだ

「コンプライアンス」という概念が、ない。

天漢日乗が数日「飲まネコ」話題を追い続けている。しかし著作権を譲渡した会社って、完全なトンネル会社もいいところじゃねぇの。まあ、フラッシュは見たが、日本国内でまた「一気飲み」が流行しそうな気配だそうで、まことに香ばしいことであらせられますなぁAVEX

抄紙機を騙し取られたようなものだ。

日本製紙グループ本社傘下の日本製紙は12日、中国で進めていた洋紙(印刷用紙)の合弁事業からの撤退を完了したと発表した。現地の紡績・製紙メーカー、承徳帝賢針紡(河北省承徳市)と合弁で設立した子会社、承徳日紙(現「承徳大華」河北省承徳市)に対する出資持分を、合弁相手の日本の子会社、新世紀貿易(大阪市中央区)に譲渡した。撤退に伴い約10億円の特別損失が発生するが、2005年9月中間期の業績予想に織り込み済みという。日本から移設した抄紙機2台は承徳大華に譲渡した。譲渡に伴う損失約11億円は2005年3月期に特別損失として処理済みという。日本製紙は2004年6月に承徳日紙を設立。当初は今夏に稼働させる計画だったが、今年1月に合弁相手側の資金繰りが悪化し、操業停止などのトラブルが発生。提携関係の継続は困難と判断し、今年4月に撤退を決めていた。(時事)

ほとんど詐欺のような話。抄紙機を騙し取られたようなもので、よく10億円の損失で済んだものだと。

会計士、カネボウ監査で意図的に見逃す

カネボウ粉飾決算事件で、会計監査を担当して粉飾に関与したとされる中央青山監査法人の複数の公認会計士が旧経営陣の求めに応じ、虚偽の連結決算を意図的に見逃していた疑いがあることが12日、関係者の話で分かった。このうち、監査を統括した会計士の1人は1993年3月期決算からカネボウを担当し、同社の財務を熟知していたとされる。巨額の債務隠しは、元社長帆足隆被告(証券取引法違反罪で起訴)らが主導したが、会計士も共謀した疑いが浮上。カネボウをめぐる決算の粉飾は、大手監査法人の会計士が刑事責任を問われる異例の事態に発展する公算が大きくなった。東京地検特捜部は既に、中央青山監査法人を家宅捜索したほか、担当会計士を事情聴取して調べを進めている。関係者によると、中央青山監査法人は前身の中央監査法人の時代を含め、昨年3月期までの30年間、カネボウの会計監査を担当。2002年、2003年3月期には、それぞれ所属会計士3人が同社の連結決算を「適正」とする監査報告書に署名した。2年間で計4人の会計士が監査を統括したが、売り上げ架空計上などを指摘しながら、旧経営陣の求めに応じ、一部を見逃していたという。起訴状などによると、帆足被告と元副社長宮原卓被告(同罪で起訴)はカネボウの連結決算で、2002年3月期に約819億8200万円の債務超過を約9億2600万円の資産超過としたほか、64億9500万円の赤字を7000万円の黒字に偽装した。2003年3月期には、約806億800万円の債務超過を約5億200万円の資産超過とし、虚偽内容を記載した両年の有価証券報告書を関東財務局に提出した。(時事)

そもそも10年以上前からカネボウの連結決算は債務超過だったのだがそれが何か?
冗談はさておき、会計士が共謀しなければ「適正」な監査報告書など出るはずが無いのだが。瑞穂監査法人が業務停止命令を受けたとき「どうせ久万*1が飲ませ食わせ抱かせでもやったのが発覚したか」というギャグを書いた覚えがあるが、そういうギャグがあるほどに公認会計士と会社の経営はツーカーの仲うわなにをするやめろ亜うぇdfrtgyふじこlp;

*1:阪神電鉄元会長