イタリア旅行記 〜フィレンツェ編

旅行記1(ヴェネツィア編)→http://d.hatena.ne.jp/Sky-blue/20100219
 
 さて、旅行記2ですね。フィレンツェ・サンタマリアノヴェッラ駅へ向けて。
■2月13日15時
 実はメストレで時間を少し持て余していたので、持ってきていた『マリア様がみてる チャオソレッラ!』を読んでましたw
■16時過ぎ
 ユーロスターに乗って指定された席へ着くと、クロスシートなのですが、目の前は中国人の同い年ぐらいの女の子二人……。ヨーロッパに来たのになんだかなぁと。まぁそんなことはおいといて。
 景色を眺めたり、乙一の『きみにしか聞こえない』読了。読みかけだった『狭き門』を読んだり、風景を眺めている間に浮かんだフレーズだとかをメモに書き留めたりと。
 検札が来た時にバッグに入ってたチケットが見当たらなくて焦ったよ、うんw
■18時半
 2時間ちょいでフィレンツェ・サンタマリアノヴェッラへ。

 歩きながらだからボケちゃっててごめんなさい><
 ついてからあるいていると、川の近くまで。Goldoni広場(さして広くはないけれど)あたりまで着ちゃったみたいでした。ホテルはドゥオーモ近くでペルゴラ劇場という劇場の隣なので点対称のところにきてしまいました。。
 その後はうまく標識などを見ながらホテルまで到着しました。今回は誰の助けも借りずに着いたよ!w
 ヴェネツィアのホテルはカーニバル期間とあって、安いホテルは全部抑えられちゃってて、高めのホテルになったのですが、2つ星がついてるだけあってサービスがよかったのです。そしてフィレンツェのホテルも似たような感覚で入ったのですが、いきなり室内が暗い…。
 フロントに向かってBuongiornoと声を掛けると、おじいさんがBuonaseraと返してきて、そういえば夜だったなと。物静かで、ヴェネツィアと感覚が違って面食らいましたね。。
 そして鍵をもらって部屋へ。



 ルームサービスはやらないと英語でかかれてました。
 まだ夕飯を食べていなかったので、ドゥオーモ近くのリストランテへ。
 Special Menuが9ユーロだったので、それとビールを頼む。ふと見ると二組はいずれもカップルというねw写真撮りたかったけど、空気読んだよ、うん。
 ホテル帰って就寝。

■2月14日6時半起床
 この日は8時45分にウフィッツィ美術館の予約をしていたので、この時間に起床。しかし、朝食は8時からとかいう。8時丁度ぐらいに下に降りると、フロントのおじいちゃんがちょっと待てと、食堂前で待たせる。
 ちょっとすると、おkと通してくれる。依然、ホテル内は全く灯りがついていない。
 朝食のバイキングは、トースト、丸パン、シリアル・コーンフレーク、ヨーグルト、ケーキでした。えぇケーキです。素朴な味でしたが、おいしかったです。
 食べていると、おばあちゃんがちらりと。あぁなるほど、フロントはじいちゃんで朝ご飯はばあちゃんか…。つまり、この二人で切り盛りしてるのかなぁといった印象を受けました。部屋の掃除とかは依頼とかしているんだろうけど。
■8時半
 食べ終えてすぐにウフィッツィへ。
 迷わずに行けましたが、8時40分に着いたのでそれなりに人はいました。


 写真はあとから撮ったやつだったかな?朝一番の予約だったからそんなに待たずに入れました。
■9時過ぎ
 館内の写真は撮れませんでしたが、2時間ほど美術館内にいました。受胎告知も、ヴィーナスの誕生もよかったけれど、一番楽しみにしていたのは『春』でした。有名だからこそ、ですけれども、高校時代に触れた美術の中で印象深かった作品だったので。見入ってましたね…。本当によかった。
■11時半
 美術館を出て、ピッティ宮へ。途中ヴェッキオ橋を通りました。マリみてのチャオソレッラにも実は出てきます。ヴェッキオ橋は、その昔は肉屋が並んでいたそうなのですが、その当時の領主が臭いのを嫌って全て宝石屋に替えたという話なのです。確かこんな話のはず。

 実際に宝石だとか貴金属店が立ち並んでいました。その際に関する様々な感想があるのですが、それはスティッカムの際に話そう、うんうん。
 すぐに、ピッティ宮に着きました。でも入場券を買うのに並ぶ列が壁サークルのそこそこ並ぶところ並でした……。しかも目の前に並んでるカップルはいつまでもちゅっちゅちゅっちゅしてるしさ^^;フラッシュ焚いて写真撮ってやろうかと思ったわ。
 ピッティ宮と言われればボーボリ庭園なのですが、その前に衣装博物館へ。中世の貴族の女性のドレスを見れました。メディチ家の(でもだいぶボロボロになっちゃってましたが…)だとか、華やかなドレス(普段着るの、イブニングドレス、ナイトドレス、お茶会用のドレスなど)を見れてよかったですわ。
 
 博物館を抜けて、庭園へ。



 丘になっているので上るのがなかなか大変でした。見晴らしもよく、登り終わった後はやっぱり視界からの爽快さは素晴しいです。
 庭園を出た後は、ミケランジェロ広場へ徒歩。

 長い坂で、数日間歩いて疲労が溜まった足にだいぶダメージが…

 あるいている途中に京都の庭園を模したものをつくらしく、工事中的な看板もありました。
 到着した後は景色を眺めたり休んだり。



 ジェラート食べました^^汗が引いたから寒かったww味はティラミスで。甘かったなぁ。でも甘いの好きなので、よかったよかった。
 再び坂を下って、麓で良い感じのお店があったのでそこに入る。

 ナポリピザとビールでw焼き立てでめっちゃ熱かったけど、アンチョビまじうめぇ。これだったらもう一枚いけそうだったww
 んで、会計の時におにーちゃんに何食べたのー?って聞かれて、「Beer and... Milano」って答えたのさ。思い出せなくて、でナポリだよって返されてwめっちゃ恥ずかしかったww一緒におねーさんもいて、「Tokyo」と言われて、全く持ってその通りだとwwお互い笑いながら店をあとにw
■15時あたり


 サンタ・クローチェ教会へ。教会内は撮影禁止でしたが、中庭は撮影禁止ではなかったので。絵画を鑑賞するのは本当いいものです。
 そして、ドゥオーモへ。因みに↓は洗礼堂

 中を見た後は、中央市場へ行って、良いお土産ないかなぁと思ったけど、そんなでもなかったので、市場を抜けて、スーパーでお買い物。お買い物をしたら、共和国広場へ。
 再び色々ぶらぶらーっとしてるとだいぶ日も暮れてきたので、今日はホテルで夕食を済ませようと思ってテイクアウトできるお店を探す。一軒、小さめのピザ一枚2ユーロというのがあったので、そこで簡単なイタリア語を使って購入w
■18時過ぎ

 これがこの日の夕食など。ピザ、ハイネケンゲータレード、ジュース、板チョコ(まだ食べてなくて依然自分の部屋にありますw)、MIKADO(グリコ社のポッキーのイタリア版みたいです)といった感じ。
 この晩にジッドの『狭き門』を読了。深い。聖書の解説とかも読んでおく必要ありそうだなぁと思った。
 次の日の身支度をして就寝。え、この日は煮干の日ですよね^^^^^

■2月15日7時起床
 だるくてだらだらーっと。8時半ぐらいに朝食。
 9時過ぎにチェックアウト。この日の目的は、アルノ川散歩と街の外郭を歩こう!ということで。
 ……それにしても、スーツケース(推定20kg余裕で超過)がとても重い。





 ウフィッツィを抜けてヴェッキオ橋手前で東に向かって川沿いを歩く。歩道は狭く、スーツケースだと大変でした。
 P.za Piaveで左に曲がり、大通りへと入る。ここからちゃんとした道ができていました。
 道なりにあるくと、

 Porta S.Galloというところへ。ここで休憩。余ったMIKADOを食べつつ。気を取り直して大通りを歩く。

 バッソ要塞に到着。ベンチで休憩して写真を取るだけで終わり。スーツケース持ちながらっていうのが面倒だったし、入場料金払うのもねー。。

 駅に到着。駅のSelf BARで昼食。

 久々の米だー!ということでパエリア。芯が残ってるから、日本の食べ方とは違うんだよね。。でも懐かしさをw

 路面電車。近くの郵便局で両祖父母へエアメールを送りました。
 再び駅前で時間を潰して、ローマ行きの電車へ。

 
 
■所感
 フィレンツェは半ば美術館のためにという気持ちが強かったので、そこまで計画的ではなかった部分が多かった気がします^^;
 道路がコンクリートで舗装されているんですが、フィレンツェのどこが素晴しいかって、コンクリートが割れてると、日本だと下は砂か土じゃないですか。でもイタリアの都市部は石畳なんですよね。そこに感動したw
 本当はピサにも行きたかったのです。もう一泊多く取って、ピサ行けばよかったなぁと。フィレンツェの後悔はこんなところ。
 因みにフィレンツェ最終日の散歩で、スーツケースのプラスチックの車輪が一つボロボロになって、だいぶ危ない状態に…。
 
ローマに続きます。
 
フィレンツェの写真はhttp://www1.axfc.net/uploader/N/so/94774.zipからどうぞー