お豆さん

今日は朝からしっかり雨。天気予報が当たりました。
雨の中収穫をして、わっか屋さんに納品し、帰ってお昼を食べた後は
畑はなしで、家の片付けと小豆の整理をしました。
 
のんびり休憩というわけにはなかなかいかないんです。
ちびっ子二人を遊ばせないと、夜寝ないし、ギャーギャー騒いで大変なんです。
遊びながら片付けをします。(進まないけど・・・)
上の子は莢から豆を出すのが上手です。

 
なかなか進んでいなかった、小豆の豆とりは一応一段落です。来年の課題がいっぱい
でたので、それを考えて、来年は倍の量(うね50m)は作りたいです。
 
小豆は主に酵素玄米を炊く際に使います。4合に対して、大さじ2杯使います。
酵素玄米は1回に8合作って、6日間なので、約1週間で大さじ4です。
1年分できたかな?
ということで、とっても貴重です。時々小豆おこわも作ります。
 
小豆の他、岡本畑では豆をいろいろ作ります。
大豆、黒大豆、インゲン豆4種(むらさき菜豆、黒種衣笠、モロッコ、銀手亡)、
シカクマメ、十六ささげ、スナップエンドウ、落花生
全てたねどりして作り続けています。
たいていは若ザヤで販売し、完熟させたものは、豆として自家用で食べます。
販売もして、自家用に保存の効く豆を取れるので、本当に大切な野菜です。
 
そのお豆さん、ほぼ固定種です。つまり買ってきた豆は蒔けば芽が出てきます。
これって他にはないことです。お米でも精米したものでは芽が出ないし、小麦も
挽いてあります。もちろん野菜は成熟した種のあるものはほぼないです。かぼちゃ
は種が入っていますが、市販品はほぼF1なので、芽が出ても食べられるものには
ほぼなりません。
 
つまりこの豆というものは、かなり特別なものなのではないでしょうか。
次世代の命を宿したものを私たちは食べているということです。
 
このことのすごさを 自分で作り、種をとって、また作る・・・ということを
繰り返すことでものすごく実感しています。
知ることと感じることの違い という感じでしょうか
 
豆ってすごいんだなあと思っていたのが、お豆さんあんたはエライよ!ありがとう!
に変わりました。
 
自分で作れるもので、出来る限り暮らしていきたい、そんなことを思う中で
このお豆さんの存在価値はとても大きいし、なくてはならないものです。
ものすごい栄養だしね。
 
みなさんも一度お豆さんを食べるのではなく、土に還してみてはいかがでしょうか?