永遠の法が色々な意味で凄いらしいって聞いたんで、公式サイトとか成城トランスカレッジ！さんのレビューとかを見てみたんだけど…確かにこれは凄いっつーか酷いっつーかツッコミどころ満載過ぎてどうすれば良いんだと言うか。
例えば、日常の世界から非日常の世界への扉であるところの「霊界通信機」。エジソンが晩年オカルトに傾倒してたってのは有名だし、このガジェット自体は悪くないんだけど…エジソンが実は天使でしたってのはミスキャストが過ぎるような、とか何とか。つーか、エジソンは最後まで直流よりも交流の方が優れてるという「目の前にある事実を受け入れる」事が出来なかった*1偏屈オヤジだし、むしろ交流のネガティブキャンペーンの為に公衆の面前で犬猫を感電死させたり処刑用電気椅子を発明したりしてたようなサディストだし…幾らフィクションとは言え、過去の偉人を必要以上に聖人君子として描くのはちょっとなぁと。ちなみに個人的なエジソンのイメージは↓こんな感じ。
テスラが交流電源を研究している事にご立腹のエジソン氏
…これも十分すぎるほどに史実を歪曲しすぎですねそうですね。
それはそうと、大川隆法はオカルト関係の本を200冊以上出版してる*2し、そっち方面ではそれなりに評価されてる*3みたいだけど…トンデモ学説をそれっぽく仕上げてエンターテイメント化するってのは苦手なのかなぁとか何とか。何つーか、ストーリー紹介とかレビューとかを見るに、どうもダ・ヴィンチ・コードとかX-Filesみたいな「トンデモに説得力を持たせるための工夫」が欠けてる（もしくは、滑ってる）っぽいなと。と言う訳で、大川氏にはMMRのキバヤシみたいな「トンデモにトンデモを重ねて勢いで乗り切る」系の芸風を身に付けていただきたいなぁと。←えー
- 参考リンク
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