そろそろ真剣に考えませんか

近頃は歯の浮くようなエントリーばかりだったけど、たまには真剣に。
 

福田さん、退陣しますね。
悪いのだーれだ?
 
福田さん本人?
この御時世に総理大臣をやる器じゃなかったのは確かなんだろう。
 
小沢さん?
徹底的な対話拒否と水掛論で抗戦する傍らで、実は政権とる気がないんじゃないかと思わせる及び腰。この人が福田さんをげんなりさせたのは間違いないだろう。
 
実は自民党出来レース
一枚岩じゃない民主党の予期せぬタイミングでの総裁交代で、後手に回る民主党を尻目に延命処置。民主党の代表選も丸つぶれだしね。まあ近頃の自民党が考えそうなことではある。
 
 
 
ぜーんぶ不正解。
 
悪いのは国そのもの。環境も然り。だけど一番悪いのは我々国民だ。
長い長い不景気の波に揉まれて、何の役にも立たないペシミズムを植え付けられた上に、そのくせ相変わらずの「誰かがなんとかしてくれる」的なぬるま湯精神。総理大臣がコロコロ変わっても、経済が悪化しても、批評と批判ばっかり。外野から野次を飛ばすばかりで、主体的になってない。
 
外野から野次を飛ばしている奴が得をする社会。他人の権益をかすめ取りながら、少しずつみんなが心も財布もすり減らしている社会。それが今の日本だ。
 
その傾向はミクロにマクロに今、日本のいたるところで強まって来ている。
 
 
前にもどこかで書いたことがあるけれども、もう一度言おう。一度、民主党に政権を明け渡してしまえばいい。
もちろん、民主党に国営なんてできるわけがない。自党の意見すら調整できずに半年で自滅するだろう。
 
そうしてすっかり焼け野原になってから、もう一度やり直してみればいい。
 
否応なくペシミズムの許されない社会になれば、主体的にならざるを得ない社会になれば、元来勤勉で小細工の上手い日本は、またやり直すことができると自分は信じている。
 
リスクを取ることを恐れない社会。萎縮せずに生きられる社会。それは尊い犠牲の元にしか得ることができないと思う。
 
 
開き直って再出発するためのリスキーな第一歩を踏み出すために、次の総選挙には民主党に投票しようぜ。