今年の設備投資を精査する(1)

今年の設備投資も、さすがにもう無いだろうと思うので、反省の意味も含め精査してみたいと思う。
第一回目はITハードウェア部門です。


この時点で、白色申告の必要経費を大幅に超過しているのが気になるところ。

Macbook Pro 13inch


これは大当たりだった。Windowsも、もちろんMac OSも1台2役をこなし、バッテリーの寿命も長い。外に持ち出しても恥ずかしくないし、なによりこのハードに食らいついてくる人が多い。
このハードを購入してから、自宅のPCサーバを触る機会は目に見えて減少した。それどころか、自宅で仕事をしないという新たなワークスタイルを構築してしまった。仕事は自宅で行わず、外で済ませてくる。ともすればだらだらしてしまう環境から脱する事ができ、仕事の効率は飛躍的に向上しました。
これが130,000円を切る設備投資でもたらされたのだから、これは良い買い物だったと言わざるを得ないでしょう。

au ISW11M


「+WiMAX」の魅力に抗えず発売日に購入した1台。何より、テザリングの実装により、インターネットの接続に場所を選ばなくなった事が大きい。10月までは、インターネット接続環境のある喫茶店マクドナルドを徘徊する日々が続いていたのだけれども、この機種に変更して以降、移動中の車でお客さんの電話対応ができるようになった。
バッテリーの寿命は短く、電波の問題も抱えてはあるけれども、現時点では及第点を与えたい。

iPad


飛び道具という観点から見れば、早々と投資を回収した1台ではあります。
iPadを持ち歩き、客先で取り出すだけで話題になる。名前を覚えてもらえる。そして、その可能性を示すだけで、お客さんがiPadを購入する。実際、僕のお客さんが購入したiPadは、今年だけで5台もある。それくらいインパクトのある製品。
ただ、惜しむらくは、僕の仕事を遂行する上では役不足だという事。この機械は、コーディングやドキュメンテーションには不向きであり、アドバンテージだった3G回線も、前述ISW11Mの登場により、その優位性を失ってしまった。
1年を待たずして、その役目を終えつつある。

Pentel air pen Pocket EA5


これは完全な散財に終わった1台。技術は凄いし、可能性も感じる。認識率だって高いし、利便性も高い。ただ、僕自身がこの機器を必要としていなかった。
単なるドキュメンテーションであれば、書くより入力した方が10倍早い。
でも、この機器はいつかビジネスで利用してやろうと思っている。このデバイスが役立つ仕事は、きっとそのうち発生するだろうと感じる。