さて。

 
 三周遅れ以降の後逸集団にはなかなかトップクラスの言葉が届かないことはお解りいただけたと思う。三周遅れのマスコミが拾うかどうか、それが障壁になってしまっている。もちろん拾い方も問題なんだが。
 所詮は三周遅れが勝手に思い込んでフィルタリングしているわけで、正確には届かない。
 
 こんな状況ではリテラシーの底上げでは間に合わないと言われても完全には否定しきれないわけだ。
 ネットは Pull 型の情報配信だ。だから、興味の無い人には届かない。キンタマ対策や問題点の検証をしていても、所詮は内輪ネタになってしまう。検索してたまたまたどり着いても、興味がなければスルーする。
 
 だから強制的にやるしかない、ということになる。が、「閉じる」ことによる対応は解決策にはならない。
 閉じることで問題の存在そのものを遮蔽してしまうことになるからだ。それは問題を解決するのではなく、目をそむけているだけだ。
 
 が、今はそうも言ってられないんだろう。
 
 そこで。こんなことを考えた。
 Winny ネットワークに従量制課金を行う。携帯電話方式で。1パケ0.01円でどうだ。1MBのデータを単純に1000000パケットと概算すると10,000円の課金になる。
 Winny の検出にはネットエージェントのワンポイントウォールを使う。フィルタリングするのではなく、流量の測定だけに使う。改造が必要かもしれないけど。
 で、その測定 OPW をプロバイダに導入。ユーザのトラフィックのうち Winny のパケットのみをカウント。
 で、課金。
 
 タダだからやるんだろ?データ乞食は。乳離れと同じで乳首にわさびでも塗ってやれば諦めるだろ。そういうプレイが好きなら別だが。
 だったら有料化だ。プロバイダが得た収入はバックボーンの増強にでも使え。
 ファイル共有系はそうやってとりあえず従量課金して、バックボーン増強してから開放すればいいだろ。ネットランナーで紹介された共有ツールは出版翌月から有料化。これでOK。