昨日につづき、医者の守秘義務について考える

医者の守秘義務はなんのためにあるのか。それは患者さんのプライバシーを守るためでしょう。今回のこの事件について考えてみると・・・その患者さんの家族はいったい何を求めておられるのでしょうか?何故このような事が起こったのか?、防ぐことはできなかったのか?ということではなかったのでしょうか?そして彼等は「看護記録のみ」をマスコミに公開したと・・・なぜ?・・・プライバシーの侵害を主張するのなら、医師の記録より生々しい言葉が踊っているであろう(たいていのカルテは看護師さんの記録の方が事細かにかいてある)看護記録をマスコミにコピーして流すという意図がよくわからないです。少なくともこの問題を自らのBlogで書いている先生方は真摯な態度でこの問題について語っていると思いました。個人情報を基に悪意のあることを語った人はいなかったと思いますが、いかがでしょう。少なくともWinnyを使って(自分たちの仲間は作者を逮捕しているのに)捜査情報を漏洩させた警察官とか、国家機密を漏らした自衛隊の人とかとはまったく違います。
その掲示板のなかでの論議が、医師に問題は無いという論調であったことが不満なのでしょうか?そして大淀病院から産科医を消し去るだけでは足りず、全ての医師がいなくなり、医療が成り立たなくなるという第2の舞鶴市民とかを目指しているのでしょうか?

自分が冷静に書いているか少々不安なくらい、腹が立っているようです。